40代のオッサン泣き腫らすの図(通年マイズナークラス③)
五感が呼び起こす感情の記憶
触覚以外の4つの感覚にまつわる、過去の記憶と結びついたアイテムを使ってのワーク。
予想はしてたけど、アイテム選びに迷わなかった視覚と聴覚は強烈で。
8年前、教員時代で一番思い出深いクラスの、卒業間際の合唱コンクールの時の写真と曲。あっという間に強烈な感情が巻き起こる。
曲を聴き始めて30秒くらいであっという間に涙出てきて、思いっきり泣ける環境だったから自分でもびっくりするくらい止まんなくて。合唱コンクールで皆が舞台に立った瞬間にもう泣いてたのをよく覚えてるんだけど、きっとあの時もこれくらい泣きたかったんだろうなって今さら気づく。
実は今までも感情が流れやすくするためにこの記憶を使おうとしたことはあるんだけど、こんなにわーってなることはなくて。やっぱり実物があるのは強烈なんだなと。多分今までのワークの中で一番泣いたんじゃないかな。
何だかわかんない
その後やったリピテーション。
最初はいつも通りな感じで始まったんだけど、多分相手がすごくオープンでいてくれたからなのか、いつも以上に自分が欲しい状態に素直にすっと行動が出てくる。
自然と相手にひっつきたくなって、相手もそれを受け入れてくれて。一通り遊んだあとに、ちょっと疲れて相手に膝枕をしてもらうみたいな感じになったんだけど…
頭をあずけて相手の体温を感じたら、なぜだか分からないけど涙が出てきた。リピテーションしなきゃって思うんだけど感情が強すぎて相手を受けるどころじゃなくて。「何だかわかんない」ってただ何回も言ってるだけで、ただずーっと泣いてて。
今思い出してもこの時の感情が何だったのか、何で泣いたのか分からない。どこかで泣くのを止めよう(止める必要ないのにね)って感情にブレーキをかけようとするいつもの自分も現れたんだけど、それでも止まらなくて。
多分相手に圧倒的な安心を感じてたのかな。今回組んだ人だからこそだった気もする。相手が女性だったり、若い人だったりしたら、もっと抵抗が走っちゃうんだろうな。
演劇のワークの場で、ここまで奥底で相手を感じることが出来て、感情がすーっと流れたのは多分今日が初めてで。この通りの良さでいつも相手と交流出来たら、もっともっと豊かに役を生きることが出来るんだろうな、って楽しみになった。
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