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tndr215
猛暑と甲子園へのメディア対応
7月から暑い日が続く日本
毎日猛暑日の地点が続出。命にかかわる暑さなので不要不急の外出は控えましょう、とテレビのキャスターは連日のように伝えています
猛暑で外出控えましょう、とキャスターが伝えた後で、高校野球の予選の結果、そして甲子園の本大会が始まったら「熱戦が続いています」と喜々として伝えるキャスター
個人的には、猛暑の危険性を警告しながら夏の高校野球甲子園大会を称賛するテレビをはじめとしたメディアの対応に以下の通り疑問を持っています
・健康と安全の問題: メディアが猛暑を「熱戦」として取り上げる一方で、選手や観客の健康と安全はどうなっているのか疑問です。高温下での運動は熱中症やその他の健康リスクを引き起こす可能性があり、それについてどれだけの注意喚起や対策がなされているのでしょうか
・応援の難しさ: 熱中症や暑さによる体調不良が懸念される中、観客は選手を応援するために暑い環境に立ち続ける必要があります。その中で、メディアが応援を美化し、選手や観客、スタッフの健康についてどれだけ意識しているのでしょうか
・選手への負担: 高校生の選手たちにとって、猛暑の中での試合は肉体的・精神的な負担が大きいはずです。一方で、メディアが猛暑を「熱戦」として美化する姿勢に疑問を投げかけ、選手たちの負担や健康面を重視すべきではないでしょうか
甲子園大会は新聞社が主催していることもあり、大会の意義に対し疑問を呈する姿勢はなかなか見えにくいことでしょう。しかしながら、最近の猛暑は真夏の大会開催するのが危険になるレベルとなっており、試合時間や時期など、抜本的な見直しを迫られてると思います
猛暑を機に、高校野球や甲子園大会をはじめとした夏のスポーツのありかたを再検討して欲しいものです