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第9回:職種ガチャを回してみたら、

渾身の一発。
そんな思いで開催に漕ぎつけたイベントでした。

職種ガチャを回すことができたあの日までを時系列で「自分のためだけ」に書き残したいと思います。


7月ごろ

業界分析できるイベントを作りたいよね。そんなことを社員さんとご飯を食べながら話していました。やるなら年末にでっかくしたいよねー。参加者も100名はマストで、メディアとかも呼んで、でっかい会場でパーっとやりたいねー。なんか面白そうやし、やろう!

こんなノリで実はこのイベントは始まっています。
(当時注目を浴びたWantedly社の社名を隠す合説みたいなイベントも結構感化されました。)

8月上旬

9月の商社イベントの形も見えてきた頃、そろそろ年末の企画を練っていかないとまずい!ということになり、本格始動。
よくある業界分析のイベントにはしたくない。アカリクゼミとしての価値はどこにあるのか。今の学生は何を求めているのか?定例のMTGに満足していない企画案を持っていって時間を浪費することも。この後、8月中に満足のいく企画ができることはありませんでした。

9月上旬

当時のインターン生の繋ぎで、GMOインターネットグループ株式会社の第2本社にいました。ほとんど形にもなっていない業界分析イベントのラフ案の企画書を引っ提げ、MTGしました。なんとその場でIT業界の代表という立ち位置での登壇を決定いただき、会場提供まで確約いただきました。正直今でもなんで?って感じなんですけど、持ってたのかなーって思ってます笑 GMOさん、本当にありがとうございます。

9月21日

この夜、アカリクゼミ広報担当の木﨑とあまりにも満足に進まない企画に頭を悩ませ、電話でブレストをしていました。今、大学1年生や2年生が求めている情報は何か、早期化する就活を前にどんな情報が求められるか、実際にどんなイベントをしているのか。その後他のインターン生も加わり、夜中2時半まで話し込みました。
ここで話に上がったのが、よく就活はまず自己分析と業界分析というが、本当に業界の分析は必要かということ。今の学生はどの業界で働くよりもどの部署で働くかという思いの方が強いのではないか、だから「配属ガチャ」というものがあるのではないか。という結論でした。
これが『職種ガチャ、回してみた。』のスタートになります。

9月22日

この日は商社イベントの当日。目が覚めるといつも電車に乗っている時間でした。
2時半まで電話した後、変なアドレナリンが出ていた自分は3時半まで起き、色々と考え込んでいました。自分がPMをしているイベント当日に遅刻するなんて笑えないですよね、、
幸いにも午前中からの出社でイベントは夜だったので、イベントに支障をきたすことなく開催できたことは不幸中の幸いです。

9月下旬

職種ガチャの方針は決まったので、いよいよ企画詰めです。
実はこの時点で一人で12月イベント案はすでに6つ目でした。(文字起こししていないものも含めると10以上。個人的にリソースがあればしたかったこととしては、カンファレンス的にやりたいなーとか思っていました。いつか実現したいな、、)この「これだ!」というものにたどり着いた時の瞬間のためにそれまでの積み重ねがあるのだな、と考えています。これも企画の一つの醍醐味です。めっちゃくるしいですけど、、笑

田中の脳内

ここから先も苦戦しました。職種っていくつある?200?実際一つのグループの参加者数を考えると8個が限界だよな、、そしたらその8ブースを回すのは誰がする?学生が学生に届けることにアカリクゼミは意味があるから、最低でもファシリできる学生が8人必要だよな、となると誘導にはそれ以外の学生をアサインする必要があるよな、誘導には何人必要?これきちんとシフト表作らないと事故るな。スタッフの事前インプットはすべきだよな。各ブースに社会人3人欲しいよな、なら社会人のアサインは24人!?企業は8社が登壇企業の紹介時間的にMAX、各社3名ずつアサインしてもらえる?そもそもこの企画に8社も賛同いただける?「ガチャ」っていう限り、ガチャガチャの機械は必要だよな、機械の値段結構高いな、8ブースそれぞれにそれぞれの質問が必要だよな、6タームあるから48個質問考えるの!?スライドと司会台本も作らなきゃよね、、

こんなことをうわーっと考えていると気づいたらイベント当日でした。
ここからは時系列を無視しますね。

企業さんの登壇に向けて

10月から企業アサインを本格化させましたが、これがまー決まらない。GMOさんの次の2社目を決めるのに2週間以上かかったと記憶しています。
今回の時間がかかった原因は、企業のためになるということを明確に見せることができなかったのかなと考えています。あと、やはり早期層にまでアプローチをかけられるリソースを持っている企業は少ないなという印象を受けました。

最終的に全企業のアサインが確定したのはイベント開催の1週間前とかだったと記憶しています。

学生のアサイン

その反面、イベントに協力してくれる学生はテンポよく決まり、モデレートをしてくれる学生8名に裏方のスタッフをしてくれる学生に6名のアサインが確定しました。ここにインターン生が6名で実はあのイベントの裏には20名の学生スタッフがいました。専属の社員は1名です。コスパのいいイベントですね笑 当日は社員さん2名のアサインをいただきました。

小物も作るよ

ガチャガチャも自作しました。自宅で3時間かけて一人で黙々と試作をしてみて、できる!と踏んでもう1台はオフィスの共用スペースで作りました。商談する社員さんの横でダンボールをカッターでギコギコする訳のわからん空間の完成です。
これ、イベント3日前です笑(笑えない)

そんで、当日。

休日のオフィスにインターン生6名が集結しました。
授業や扶養がなんちゃら〜とかで実は最初で最後の6名が集まった瞬間でした。
インターン生集めにも同時並行で奔走してたので、嬉しい瞬間でしたね。

みんなで持ちきれないくらいの荷物を持って現場入りします。
近くのコンビニでペットボトルのお茶を30本以上買って(店員さん、ご迷惑おかけしました。)、お菓子やジュースも買います。

想像以上に会場入りの時間が遅れ、設営完了が動線配備に間に合わないハプニングなんかも起きたり、よく考えたらガチャが機能していない!なんてこともありましたが、みんな柔軟に動いてくださり、感謝しかないです。

イベント中の記憶はほとんどありません、気づいたらなんか終わってました。
なんとか形になった、、という安堵に包まれたイベントでした。

満足度も高く事故などもなく終わりましたが、このイベントがもっと集客できていたら、この3倍学生を動員できていたら、ここにメディアが入って世間から少しでも注目されていたら、また何か違った面白い世界を見ることができたのかな、なんて考えてしまいます。

裏話

実はメディアの話は少し話に挙がっていました。フジテレビのディレクターさんとミーティングもして、めざましテレビに出れるかも!とかって話もありました。ニュース性に欠けるということで実現しませんでした。自分の企画力不足かなと思います。反省、次回に活かす。
このメディアの話が進む裏で、X(Twitter)でプチ炎上しかけたこともありました。インプレッションで7.5万くらいなのでまーまーですね。気になったら調べてみてください。(うちの広報担当が泣きそうになってました)

あと、このイベントのためにバナースタンドも新しく購入しました。
『知るは、キャリアの第一歩』
アカリクゼミが大切にしていく言葉です。


総じて、アカリクゼミの今の強みも弱みも全てが露呈するイベントになったなと感じています。

最後に少し宣伝です。

このnoteを読んだ人はわかるかもですが、うちのインターンは本気でなんでもできるし(なんでもしなきゃいけないし)、裁量もあるし、このイベント自分が企画したんよ!って自慢できたりもします。いろんな社会人のキャリアの話聞けるし、いろんな学生に出会うことができるし、やりたい!って行ったことはなんでもできるし、本気でおすすめです。

少しでも興味あるよーって人は、このnoteにコメントください!
Zoomなどでおしゃべりしましょ!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


田中 智貴 / Tomoki Tanaka
X(旧:Twitter):https://twitter.com/T_T___73
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