バスマスタークラシック2022取材記③ 準備編(2月〜)
バスマスタークラシックが開催されるレイク・ハートウェルへ向かうには、国際線の乗り入れている空港だとアトランタが近い。近いといっても200kmくらい。アトランタ空港でレンタカーを借りるとして、約2時間の移動だ。
別のルートとして、国内線に乗り継いでグリーンビルという街の空港で降りる手もあるが、どちらにせよレンタカーは必須なので、せっかくだから2時間ぐらいドライブするほうが楽しそうだ。
「アメリカ レンタカー」でYou Tubeを検索。日本とは違う交通法規を学ぶ。こういう動画が何万回も再生される理由が、ようやくわかってきた。困ったときにかゆいところに手が届くのがYouTuber。
さらに、Google Mapで調べるとアトランタ空港からの移動経路にBass Pro Shopsがあるではないか。全米に店舗のある釣具の大規模チェーン店。ルアーを大量に置いてあるMEGAドンキを想像してほしい。これでルートは決定した。
さて、アトランタへの航空券は、乗り継ぎ便ならエコノミー往復で20万円ぐらい。もう少し探してみたところ、往復で12〜15万円程度の激安チケットも引っかってきた。
“スピリット航空”という聞き慣れないLCCで、座席が狭い&リクライニングしない、飲食すべて有料など、調べるとやばそうなレビューばかり出てくる。チャレンジも考えたけれど、預け入れ荷物の重量制限(18kg)に引っかかりそうで断念。
最後に、向こうでの宿泊先だ。
バスマスターからのメールには「取材陣はわれわれが押さえているホテルに割引で宿泊できますよ♡」とあった。その提示されたサービス価格、1泊およそ2万円!
バス釣りって、やっぱりアメリカ南部の富裕層の遊びなのだろうか。スピリット航空を検討枠に入れてるような人間が押しかけて、マジで大丈夫なのか。
Expediaで1泊80〜90ドル前後の宿を探しなおす。日本のビジネスホテルと比べれば高いが、これでもリーズナブルなほう。青木大介が「チープなモーテルは危険」と言っていたのを思い出す。部屋に戻ったら見知らぬラリった男が出てきたことがあるらしい。続きます。