【自転車】久々のFTP測定と最近のライド


FTP推移

〜22年末:285W(4.8倍)

ロードを移動手段ではなく趣味として始めて半年。未だ当時の値を変えられないのだが、これにはカラクリが。
ロードを始めたといっても子供の誕生前後ゆえ、まとまった時間も睡眠時間も皆無で実走はほぼ無し、ローラーも一度あたり30分縛りという状態。
こうなるとトレーニングは高強度インターバルに限られるのだが、これまでの趣味(バイクレース、アルペンスキー)で体幹や速筋はそこそこあったのもあり30分決戦用の身体がモリモリと出来上がってしまった。カタログ値の暴走と現実の乖離。足元がおぼつかない感じは自分が1番よく分かったので、富士ヒル2023に出場を意識するも目標の置き方が分からなくなった。ちなみにこの時期に人生初の峠ライド。20分未満の登坂はそこそこ走れた一方で実走で70km走るだけで脚が攣ることを知って絶望した。

私のtcr2と、先輩ライダー

〜富士ヒル2023:280W(4.8倍)

人力飛行機仲間に刺激されて富士ヒルにエントリーしてしまい、引っ込みがつかない+娘の夜泣き卒業もあってたまにはSSTくらいの時間は確保。supersixEVOを手に入れたこともあり、少しは外も走り始めた。少しは実走とトレーニングの乖離は相変わらずだが少しはマシに?とはいえ実走やロングライドの時間は取れず、カタログ値ゴリ押しで本番に挑む。
結果、富士ヒルは74分シルバーで、知り合いからしたら「カタログ値の割にしょぼくね?」だが、そもそも30分以上実走で脚を回した経験も2〜3度しかない自分にとっては御の字だった。

23年末:272W(4.55倍)

流石に富士ヒル初参戦を経てリアルな速さを求めると「ベーストレーニング」「ペダリング」が如何に大切かを学んだこと、趣味の時間が取りやすくなってきた(とはいえ仕事家事育児以外…となると睡眠不足との戦い)ので、最低でも1時間以上連続で脚を回す事と実走を重視。
その甲斐あって絶対値は下がったが実走のアベレージ速度も上がり、2時間のライドでも余裕で200Wを超えFTP≒1時間出力≒実走での出力、が揃ってきた。
なんだかんだで、初回富士ヒルでシルバーが取れた事が精神安定に繋がった感もあるし、外を走れるようになると強い人と練習も出来て刺激になったのもある。

富士ヒル2024に向けて

とりあえずやっと「カタログ値騙しのzwifter」から「まともに走れる」ローディに片脚を入れられてきた感があるので、このまま実走とバーチャルで基礎固めを続けて、最後の2ヶ月でVO2maxを重視してみようかなと。目標の70分に向けて出来ることをやってみます。

最近のライド

実走とローラーの乖離防止の一環でポジションもやっとまともに考えるように。
特に以下にはお世話になった。


動画の通り踵を上げすぎず、引き足には脹脛ではなく体幹と太腿を使う事を意識しつつ諸々合わせてみて、身長172cm、脚の長さは日本人標準、腕は欧米人並み体型のポジションは今のところこんな感じ。

BB〜サドル695mm
ハンドル〜サドル先端500mm
ステムは110mm/マイナス17degサドル前後
ステム長はまだ変更の余地がありそうだが、ひとまず快適です。平地巡航で合わせるとヒルクラにはストレスが溜まりそうなので、悩みどころ。
supersixEVO(3世代、ノーマルmod)の比較的まったりした性格(レーサーを謳う中では、の話。コンフォートではない)はカーボンのカリカリ具合を期待した購入当初は動揺したが、今は重量級でペダリングも下手な自分に凄く合っているなと感じる。
手を入れるとしたらインナーに楕円チェーンリングか…。ケイデンスを上げられてきた今には諸刃な気がして、悩み中。使ってる方の意見を聞きたいです。

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