【育児】娘の身体障害の検査
娘の療育手帳(A判定)を受けて半年ほど、身体障害者手帳の取得に向けては結構手間がかかると聞いていたのもあったのと、当面は療育手帳の助成で子育てを凌げると思っていたところ、意外と娘の身長の伸びが早くバギーや補助椅子、福祉車両を検討しないといけない状況に。
特に父の私はまだ力でどうにかなることも、妻にはかなりの重荷になる。療育や帰省で妻子2人で出かける状況を考えても身体障害者の認定を急ぐ必要が出てきた。
…ということで医師の意見書を頂くために日帰り入院。今月は療育や検査で忙しい妻の交代で有休を取得して娘の検査に付き添った。
娘の場合は四肢の不自由(視力と聴覚もかなり怪しいが、現状はこれ)の検査。日帰り入院先は産前からお世話になっている地域の小児医療のセンター病院。産後を除けば初の入院に少しばかり手間取った。
検査は午前中にあっさりと終了。その気になれば全工程が半日で終わったそうだが、その他の事(てんかん発作への対応方針など)をゆっくり話す時間を作れるようにと主治医が1日単位の日帰りにしてくれたそう。
脳障害に向き合うにあたっては医療への不信感のような話もよく耳にする中で、主治医や病院がはっきりと「信頼できる味方」だと感じられる現状にはとにかく感謝である。
※余談だが医療従事者と患者、福祉と住民の関係はとにかく相互理解に尽きると思う。商売なら対価とサービスなのだが、社会資源(金銭面等々)も関わるこの手の話で言うと私たち親が明確に受益者である。ゆえに相応の知識や教養、知る努力や態度がないと、与える側(医療や福祉)に多くを求め過ぎて軋轢に繋がってしまう。私は一介のサラリーマン、妻は元サービス業からの現在は専業主婦だが、それなりには社会の仕組みも理解していて、感覚にズレがない事は確実にプラスになっていると感じる。
本題に戻ると、障害の判定は1級相当、てんかん発作に対する方針は、完治を目指すものでもなく現状は緊急性も薄いので、私たち夫婦の意向が最優先となった。
来年はいよいよ「そこそこ普通の子育て」から本格的な「介護」が始まると思う。とはいえ気負いすぎず、娘の成長を楽しみながら育てていきたい。