みんながびっくりするような音を出したい
僕の大好きな音楽のジャンルにロックンロールがあります。
元々は奴隷階級の黒人たちがギター1本で歌っていたブルースを白人が発見して、ダンサブルにしたのがリズム&ブルース、さらに激しくしたのがロックンロールらしいです。
色々と枝分かれはしているものの、こうして源流がしっかりある、伝統芸能であるというのが僕のロックンロール史観です。
ローリングストーンズやビートルズの初期のアルバムがほぼブルースのカバーですよね。
僕の音楽の原体験は2000年代に勃興した「ガレージロック・リバイバル」でした。
ガレージロックは、1960年代後半以降、ビートルズやザ・フー、そしてローリングストーンズなどのバンドに強い影響を受けたムーブメントです。多様な枝分かれしたジャンルの中でもとてもプリミティブな音を鳴らすロックンロールのジャンルです。
このムーブメントは70年代のパンクの激流を産み出した後、80年代には「ロックンロールは死んだ」と言われるほどダサい音楽として、姿を消していきます。
それからガレージロックバンドは地下で活動を続けていたわけですが、突如として2000年代に表舞台に現れます。彼らは何をしたかというと、60年代から同じく、戦前のブルースを自らの肉体生を通して爆音・轟音でかき鳴らしました。
それがなぜだか当時中高生だった僕には新鮮で衝撃的でした。
流行した理由は知りません笑
これってなんだか薬局業界に似てませんか?
いわゆる町の健康相談室として始まった薬局1.0、院外処方箋が進み医薬品供給がメインの役割となった門前薬局を代表とする薬局2.0、そして服薬後のフォローを中心にある意味で1.0に原点回帰していく新しいモデル薬局3.0。
色々と変遷はありながらも、ロックは原点であるブルースに、薬剤師は飲んだ後を見てよくするというところに、プリミティブな部分に回帰していく。
リバイバルムーブメントの中で、僕が一番大好きなバンドはザ・ホワイトストライプスという2人組のバンドです。
航空会社が戯れに作ったギターで轟音を鳴らし、ドラムは機械のように誰でもできる同じリズムを叩き続けます。
お気に入りの曲は、96年の1stアルバム収録のストップ・ブレイキング・ダウンです。
1930年代にロバートジョンソンに録音された曲で、数々のバンドにカバーされています。
ロバートジョンソン
https://youtu.be/NMD9wUWpKsA
ザ・ホワイトストライプス
https://youtu.be/Ene4Wm1MPYg
僕もこんな風にみんながびっくりするような音を出したいなと思いながら仕事をしています。
今日ご紹介したザ・ホワイトストライプスのイメージカラーである赤・白が、僕の誕生日であるクリスマスと年末にぴったりだなと思い、こんな文章を書いてみました。
読んでくださった皆さんありがとうございました。
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