怠惰を求めて勤勉に行き着く

皆さんお久しぶりです。

今回は僕が最近出会ったこの言葉について書いていこうと思います。と言っても大したことは書かないとは思いますが…。

この「怠惰を求めて勤勉に行き着く」という言葉ですがこの言葉に出会ったのはとあるアニメです(元ネタが分かった人は僕と趣味が合いそうですね笑)。僕はこのアニメを見ていてこの言葉が発せられた背景を知っているので「なるほど…」と思いましたが、別にこの背景を知らなくてもこの言葉に共感を覚えるのでは?とふと思いました。

例を挙げるとすれば機械などでしょうか?それまで手作業でやっていたことをより早く、より楽に行いたいと思うことで様々な機械が発明されてきたのです。しかし何も学ばないままではそのような機械を発明することなどできません。色々な知識を学んで、それらを結集することによって初めて機械を発明することができるのです。機械が発明された後は作業が非常に楽になるのですが、結局はその機械を生み出すために様々な努力をしているのです。

もう一つ例を挙げてみましょう。

あるところにとても楽な生き方をしている男がいました。彼は仕事に就いていませんが、彼のガールフレンドが一生懸命働いてくれるおかげで何も仕事をしなくても不自由なく生活しています(いわゆるヒモ男ってやつです)。このような場合でも一見男は何も努力せず、怠惰に、楽に生きていると思えますが、少なからずこの男は彼女に捨てられないために(生きていくために)彼女に好かれるための努力をしているはずです(髪型に気をつかう、彼女の好みの服を着るなど まあ僕はその辺のことはあまり知りませんが)。

この「怠惰」(楽をしたいという欲望)と勤勉(努力)という一見相反していると思われることも、よく考えてみれば実は1枚のコインの表と裏のように表裏一体だったというのはとても面白いなと思います(ちなみにこれも作中で言われていたような気がします)。まあ今の時期まだまだ暇だと思うので皆さんもたまにはこんなことを考えてみるのもいいのではないでしょうか?案外良い発見があるかも知れませんよ!?

以上です。


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