【映画】「スティーブ・ジョブス」
2015年の伝記映画「スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)」(ダニー・ボイル監督)。2013年にも、同じ様な伝記映画(jobs)が作られてるんだね。
先日のFacebookのマーク・ザッカーバーグの映画に続いてだけど、既に亡くなった先輩の影響で、俺もPCは最初からずっとMacだった。iMacかpower Bookだったかな、最初に買ったマシンは。亡くなった先輩がゴーストでベストセラーの解説書を書いてたから、わからないことはなんでも教わったものだ。今も愛用してるのはiPadだし。Windowsはあまり触れたことがない。
もうスティーブ・ジョブス(2011年に死去)は伝説の人だけど、映画は、iMac等新作の発表会が始まる前のバックステージでの、ジョブスとマーケティング担当マネジャー、製作スタッフ、新旧の関係者、そして、ジョブスの前の恋人とその娘との言い争いが中心。
マーク・ザッカーバーグもそうだったけど、多分、天才とはこういう人なんだろうなぁとは思うけど、もう自分の主張は何があっても絶対に変えない、情けに応えない、発表会開催まであと数十分というのに無理な注文をする、無理矢理我を通す、それでいて自分は遅れたりする…。スタッフ泣かせの身勝手な独裁者みたいだ。
一旦、アップルを離れて、また復帰したジョブスが、iMac他大きな転換点となる3つの新作発表会、本番直前の舞台裏を描いた訳だが、罵り合いじゃなく、ジョブスらしい理路整然とした言い争いに終始してるけど、マーク・ザッカーバーグほどは面白くなかった。
周りが人間味が溢れ柔軟に対応するけど、ジョブスは最初に絶対的な材料を提示すると、あとは無理にでもそこに当てはめていく。今までの情やプライド、感謝といったものが全くない。ただ、血の繋がった娘のリサには、冷徹なジョブスも動揺するけど。
仕事に関しては、ハッキリと態度を明らかにして、決して馴れ合いで他者を受け入れない、そして、周りにはめちゃめちゃ嫌われているーー。天才のビジネスとはこういうものなのだろうか。
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