「オトナの一休さん」
「なるようになる、だから心配するな」は俺の好きな言葉の一つだが、一休宗純の遺書の一節らしい。NHKでこんな番組をやってたなんて知らなんだ。
女大好き、酒大好きで、有難いお経の上に脱糞したりとムチャクチャなエロ禅僧だった一休さん。
77歳になって盲目の27歳の女の子に熱烈に恋をして、死ぬまでの10年余をその子と一緒に過ごしたなんて羨まし過ぎる。最期は座禅を組みながら息を引き取ったなんて、俺もそうしたい。
めでたい正月に髑髏を持ってまた死に近付いたと説いて回ったというエピソードは、昔、アニメの一休さんでも見たな。
「人は、ありもしない縄で己を縛ってる。繰り人形をよく見よ、後ろで操ってる人がいる。そのように本当の主人公が皆を操っている。しかし、その糸が切れたら、ただ木の切れっ端だ。人生は実体がなく儚いもの。だから良いのだ。今をしっかりと生きてれば、死んだ後はお茶の泡と消えて良い」
確かに、人間の世界は矛盾に満ちているが、それがあらゆる運動の原理なのだな、きっと。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。