リハビリ様々

人間の疾病・障害には、精神(心)が大きく関わってくるのは間違いないだろう。当然、麻痺も例外ではない。

感覚的なものかもしれないが、気分の良い時はリハビリも上手くいくし、乗らない時は重い麻痺にイライラすることもある。

麻痺のリハビリは医学による理論・経験値からくる一定の方法論は示されているけれど、それだけではなく、各個人の経験からくる方法論も様々にある。

でも、その個人のリハビリが他にも絶対有効とは限らない。

精神の比重が大きいために“信じる者は救われる”で、宗教の様だが、疑問を持たずに信じ切って取り組むことで、大きな効果を得られる場合があるのも事実だろう。実際に麻痺が改善したのならそれでも良いと思う。

ただ、その個人の経験を絶対だとして他にも押しつけたりするのは問題だ。例えば、それで効果がなければ、教えた通りにやらなかった、信じなかったから効果がなかったなどと排外的になる。それこそカルトの領域だ。

麻痺のリハビリには正解も絶対もない。一番有効だろうと思われるのが、プロのアドバイスを受けても、自分で自分の身体を知って感じて認識して、それぞれ合った方法で取り組むことだろうけど、それが一番難しいのが絶対的事実だ。心が関わってるだけに厄介なのだ。

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TOMOKI
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。