Xiaomi14 Ultra
発売から圧倒的なカメラ性能で話題になったXiaomi14Ultra。
旅行に行く予定もあり、デジカメを持参して持ち替える手間が減るというだけでも大きなメリットがあったので意を決して購入。
これまで使用していた、Xiaomi11T Proも買い替え検討時期だったことも重なったからではあるんだが。
Xiaomi11T Proが全く使えないわけではない…しかし
・128Gしかない内容量(すでに残り容量無し)
・タッチパネルの一部の反応が異常に悪い
・急なフリーズが増えた
もともと、型落ち新品で購入しただけに一世代前のスペックにも限界を感じてたところもあっただけにタイミングとしては良かったのかなと。
さて、本題のXiaomi14 Ultraについて書いていこう。
使用感については、前述の11T Proとの比較になることを先にお伝えしておきます。
★レスポンス
カメラ性能については他所でも多々書かれていることなので、それ以外のところをまず記述していこうかと。
なにかと高評価が並ぶスマホなので、気になったところを順にあげていく。
レスポンスとしてはSnapdragon8 Gen3搭載しているだけあって、非常にサクサク。
ケースに入れているから感じないだけかもしれないが、発熱もそこまで感じない。むしろ11T Proの方が発熱の感じ方としては顕著だった気さえする。
11T Proは電源ボタンでの指紋認証だったが、14Ultraは画面内指紋認証を採用。
コレがいい思い出がなく、当機種も同様に。
このあたりは個人の手の状態にもよってくる可能性はあるけど、ちょっと反応悪すぎ。というかボタン認証が良すぎたという感覚。
ノーマルのAndroidとの差別化を行うため、各メーカが独自のカスタマイズOSにしている中、Xiaomiも独自カスタムOSを採用している。
このOSがクセがあるんだが、Xiaomiからのリプレースなのでそこまで大きな違和感を感じなかった点はよし。
ただ一つハッキリとした苦言を呈するのであれば、通知は画面左側を上から下にフリック。
画面右側を上から下にフリックするとコントロールセンターが表示という仕様。
11T Proもデフォルトは同様だったが、画面が大きいので、親指で使用している分には持ち替えが必要だったりとなにかと都合が悪い。
コレをひとまとめにする設定が11T Proでは可能だったが、その設定が見当たらない。
ここが一番の残念なポイントかも知れない。昔ながらのシンプルな使い方で良いんだが…。
★バッテリー
どのレビュー記事をみても苦言が書いてあるバッテリーの持続時間。
カメラを使用しなければバッテリー持ちとしては普通です。
カメラを使うと面白いようにバッテリーが消費されていきますw
しかし、コレって11T Proも同様でして。
いや、11Tの方が消費は激しいとさえ思うほど。
Xiaomiのウリって、CMにもなっている急速充電なんですが「減ったら充電したら良い」という割り切った考えがこの端末にも採用されている。
その割に充電器が11T→120W に対して 14Ultra→90Wと物足りなさを感じるが。
カメラを使うぞーという使い方をするときにはモバイルバッテリー必須。
そういう使い方で慣れているだけにココは違和感・不都合を全く感じていない。
★ケース
ケースに関しては、現状2種類の使い分けをしている。
1つは、Photography-Kitに付属しているケース。
これが非常によくできていて、フィルタまで取り付けが可能。
フィルタはAmazonのUV保護フィルタを取り付け。
そこに67mm経のTAMRONキャップを装着しているわけだが…
…見ての通り、これがなかなかに場所をとるわけで。
ということで、平日は写真左のケース。
休日はPhotographyキットのケースに取り替えという運用。
2台持ち運ぶよりはスマートな運用かな…と思っている。
休日にシッカリ撮影に使用して、平日は仕事も含めてカジュアルに。
出費も手間もあるものの、自分が考えた中での現状最適解かなと。
★実際の撮影データ
さて、このスマートフォンの最大のウリである写真。
先日の旅先で撮影したものをいくつか掲載しておく。
一番は、旅行でデジカメを出し入れするストレスを無くすという目的だったが、想像以上の写りの良さに殆どの写真を14Ultraで撮影して旅行から帰ってきた。
子連れでスケジュールが割とタイトな旅の中でも、すぐに撮影できるというのは何より有り難い。
コンデジが売れなくなる理由もわかるという、スマートフォンとは思えない解像感。レンズもセンサもしっかりと拘ったというのがよく分かる1台。
この端末を持って、いろいろなところへ出かけたくなるというレビューを多々見かけるが、ほんとうにその通りで、撮るのが楽しい。
ただ、データ容量が素晴らしく大きいので、帰宅後にしっかりと整理する必要はあるかと。
Raw撮影データは、Googleドライブ(Photo)へ一緒に自動アップロードされる。PCのブラウザからアクセスして気軽にダウンロードできるのも仕様としてはありがたかった。
これから長く使用していきたい。久しぶりにスマートフォンを活用しようという気持ちにさせてくれた、Xiaomiさん、良い端末をありがとう。