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9月15日 今日のこと
普段どおり起き、出かけ、色々して帰宅。帰宅途中に今日も図書館に寄る。ノンフィクションと小説を借りて、一息つく。帰宅後お風呂に入って夕飯。借りてきた本を読む。
若林踏編『新世代ミステリ作家探訪』を読んでいたのだが、様々な作家の様々な創作流儀・創作思想が垣間見え、大変興味深く、面白く読んだ。普段は現代国内作家の作品をあまり読まないのだが、これを機に色々読んでみようかな、と考える次第。
図書館では国内のライトミステリ、というジャンルに分類されるような小説も一冊借りてきた。すぐ読めそうだし、面白かったらこのジャンルも色々手を出してみようかな。正直な話、私はあまり小説をキャラクター読みするタイプではないので、不安ではあるが(この手のお話はキャラクター読みすると楽しめるのかな、という偏見みたいなものがある)。
『新世代ミステリ作家探訪』を読んでいて、ふと「広義のミステリにおいて、大事にした方がいい・守るべき倫理観とは」と考えたが、答えはすぐには出なかった。難しい問題だと思うし、色々参考文献を読んでからじゃないと自分なりの答えは出せそうにないが。そもそも「倫理観」というあやふやな言葉自体を定義しないとどうしょうもない気がする。個々の作品によっても変わるところもあるだろうし。雑誌『現代思想』の近年の(いつだったかな……)倫理学特集で、フィクションにおける倫理とは、みたいなエッセイがあったような気がするが、残念ながら内容があまり記憶に残っていない。読み返しておこう。私なりの「倫理観」を持つことについては自分への課題として残しておく。
最近は過去の海外小説の再読ばかりに目が行き、新刊を読めていないので、ちょっとどうにかせんとなぁ、という気分。別に読むことが義務とかではないが、共時的な作品を読むことについては大事だと思っているので、読める本は読めるうちに。