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お産と夫とくすっと笑い

夫は4回ともお産に立ち会いってくれています。お産の時の夫は、わたしの中では、助産師さんの笑いの記憶とセットです。
身構えない、自然体で、あるがままに家族で過ごすお産。

1度目のお産、産まれる前、助産師さんに言われてわたしの腰をさする夫。
どうしたらいいのかわからなかったのかもしれないですが、全く心配する様子なく、他人事でやる気なく腰をさするので、その様子に助産師さん笑う(笑)

彼曰く、「痛いのは俺じゃないし」
一見冷たいように聞こえるかもしれないですが、一緒に不安になったり心配されるよりは、さらっとそれぐらいの方が、わたしにとっては心地良くて。むしろ余計な声をかけたりせず、ただ近くにいる、お産に集中させてくれた、それだけでよかったのです。

産まれた後、部屋で爆睡して再び助産師さんに笑われ。

2人目のお産の時には、陣痛が来て産院についた後、お産直前に「名づけの本」を開いていてまた助産師さんに笑われ。その後20分もせず産まれました。

3人目のお産の時は、長男次男と助産院においてあるレゴで遊んでいて。陣痛中ずっとガチャガチャ音が(笑)

4人目の自宅出産の時には、深夜、産まれる直前までサッカー観戦をしていて(観てていいといったのは私)、またのんきすぎるその様子を笑われ。

献身的な夫より適度に放っておいてくれる方がいい。むしろ陣痛の合間に普段と変わらない夫をチラ見して、気がまぎれていました。

何もしてくれなくてもいい。
でも、同じ空間にいるだけで安心感は感じていて、家族で赤ちゃんを迎えるのはすごく自然なことでした。

もちろんこれはわたしの場合であって、人それぞれ心地良い過ごし方は違います。
お産の時、周囲に気遣いは無用なので、「自分が今どうしたいか」を感じて、力を抜いて過ごせるといいですね。

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