低気圧に弱い。
基本的に低気圧に弱い。
ちいさいころから雨が降ると、身体が重く、頭が熱っぽくなり、よく学校を休んでいた。
昔は単なる腹痛や風邪で処理されていたものが、今は自律神経の乱れや、弱さ、という診断をされる。
それでも暖かさは救い。
寒くて低気圧は、もう、ほんとうに無理、という気持ちになる。
でも、湿度が大敵。
梅雨の時期は憂鬱が強くなる。
こうなると、マイナスな思考になり、一人取り残された気持ちになる。
昔から変わらず、振り回される感覚と体調。
それでもね、一応、社会人なので、事務所には出ます。
事務所に出て、人と対応したり、案件をこなしていくと、憂鬱を忘れる。
社畜モードかもしれないが、それでも、この強制スイッチが、体調には随分助かっている。
いやいやながら、昔、軽い摂食障害を起こしながらも、週刊誌記者の仕事を強制的に続けた耐性が、自分の武器だから。
それでも、低気圧には弱い。
こんな日は、全部捨てて、お気に入りのホテルのプールやジャグジーに浸り、ただただベッドで眠りたくなる。
元々怠け者だから、仕方ないのだけど。
そんなことを考えながら、仕事から逃避しているお昼前。
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