Swift Playgroundsで遊ぶ(1)
プロセスも細かくされていて、順序だてて学べるSwift Playgrounds。
今回は、Swift Playgroundsの「対話」テンプレートを使って、足し算をする簡単なプログラムを書きたいと思います。
まずは、「対話」テンプレートをダウンロードして準備します。
最初は、下のように文字を入力したら、それを返してくれるプログラムが書かれています。試してみましょう。
下のように表示されましたね?左にプログラムを書いて、その結果が右側に表示されます。入力した「TOMOHITO」という文字の前に、"Hi"という文字が加わって表示されました!
簡単な足し算をする
簡単な足し算をするには二つのポイントがあります。
一つは、足し算をするために三つの数字の入れ物、「変数」を作らねばならないこと。
もう一つは、その数字を聞いて、それを右側で表示すること。
以上の二つです。
変数を宣言して数字を聞く
変数を宣言するためには、下のようなコードをつかいます。キーボード下に出てくる「let」を押してみましょう。
そうすると数字を一時的に入れておく入れ物「変数」をあたらしく作ることができます。
この変数に、数字を入れていくのです。ここでは、直接右の画面で数字を使っている人(ユーザー)に聞くプログラムを書いて、その入れ物に、ユーザーに聞いた数字を入れてしまいましょう。こんな感じです。
ここで、英語が登場します。
askFor:質問する
Decimals:小数
以上の二つの組み合わせで「小数を質問する」となります。つまり、ここで宣言した変数aの中に「小数を質問する」プログラムでユーザーにきいた「小数を保存しておく」プログラムになりました。
足し算をするにはもう一つの足す数も必要なので、変数bとして同じように、プログラムをもう一つ書きます。
足し合わせた物を「結果」の変数に保存する
プログラムは基本的にコンピューターにデータを一時的に保存し、その結果を表示することの繰り返しです。
先ほどの二つの変数a,bにユーザーに聞いた二つの数が保存されているので、それを足し合わせた物を「結果」を意味する変数「result」に保存しましょう。
具体的には下のようなプログラムになります。
結果を表示する
足し合わせた結果を表示しましょう。表示には「見せる」を意味する「show」というプログラムを書きます。
以上で下記のように動きます!無事に動きましたね!同じようにすれば掛け算、引き算、割り算などの結果も出るようになります。
プログラムの初歩中の初歩をiPadで書くことのできるSwift Playgrounds。
さらにいろいろな使い方をこれからどんどんご紹介していきたいと思います!!