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深センの幼児教育
深センへの旅では、一泊二日のうち、3つの場所に行くことができました。
その中でも最も印象に残ったのは「ショッピングモール」大きいショッピングモールは深センの市内にいくつかあるようなのですが、そのうちの一つを訪れた時、「フロアガイド」を見てびっくりしました。
そう、3階はまるごと「KIDS LAND」ということで子ども向けのお店・教室しかないのです。これだけ広いショッピングモール(だいたい郊外主要駅にあるショッピングモールくらいの大きさ)のワンフロアが子ども向けのスペースになっているのは驚きです。
いきなり目に飛び込んできたのはこれ。「国際家庭成長中心」と書いてあり、国際バカロレアを実践する学びの場があるのか、と思ってどんなことをやっているのか、、見てみると
ショッピングモールの中に砂場がありました。概要は中国語が多く、読むことはできませんでしたが、「英語で語りかけてくれるスタッフといっしょに遊べる」といった具合の教室でした。
お次は、アート教室。
たくさんのトロフィーがおいてあり、中国全土のコンテストなどで受賞者を出すような教室の模様。
きれいな店内であると同時に、色々なものを作って遊べる。3Dプリンターもおいてあることに気づきます。アートはテクノロジーとも組み合わさって更に面白くなりますよね。
絵本が読み放題の教室もありました。読み聞かせもスタッフの人がしてくれるようですし、ストーリーキットなるものも販売されています。
家に本棚を置かなくても、ここに来れば本を読み聞かせてくれる。こういった教室も成立するのはすごい。
深センの本の一部を垣間見ただけだったのですが、幼児教育への意識の高さと、新しいものの取り入れる速さには驚嘆でした。
聞いた話によると、「受験的な勉強」も、「アートや教養を高める学び」もどうように重視し、「お金をかけなければいけない」という考えが社会的に形作られているということでした。
子どものためを思っての取り組みは、世界共通ですが、新しいものをカッコよくどんどん取り入れていく、「猛進」の雰囲気を強く感じました。
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