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読みやすさを追求する「リーダブルコード」 【リーダブルコード】

実は、プログラミングをよくするくせに、オライリーの本は家にあまりない。

特にプログラミング言語の使用法が書かれているものに関しては電子書籍版を購入して、「更新」を待ったほうがよかったりする。

しかし、オライリーの本でもなかなか腐らない名作がたくさんある。

そのうちの一つがこれ、「リーダーブルコード」である。

いろいろな方法がありえるプログラミング

プログラミングをして、アプリケーションやゲーム、ウェブサイトを作ることができる。

そして、それぞれ目標のものをつくりだすためには、いろいろな方法を取ることができる。

しかしながら、多くのプロジェクトは何日もかけて実装するものが多く、読み返すときに、自分のコードの読みやすさが重要になってくる。

それゆえに、コードの書き方に工夫をする必要があるのだ。

コードを読みやすすくするための鍵

序文では下の2つの鍵が重要であると著者は述べている。

コードは理解しやすくなければいけない
コードは他の人が最短時間で理解できるように書かなければいけない

これらは最もなことなのだが、それは必ずしも、短いプログラムが読みやすいというわけではない。

よくPythonでは「リスト内包表記」といってループ自体を1行で書いてしまえる場合がある。

# 1から10までの数字を持つ配列をつくる
one_to_ten = [i for i in range(10)]

しかし、必ずしもそれがいいとは限らない。

# 1から10までの数字を入れる配列をつくる
one_to_ten = []

# 1から10までループをして配列one_to_tenに入れる。
for i in range(10):
    one_to_ten.append(i)

自分の中では美しいコードだと思っていたとしても、実際に他の人が観たときや、2週間後の自分が読んだときに、必ずしもそれは「読みやすい」ものとはいえないのだ。

つまり、重要なのは

自分が書いたコードが相手にとって読みやすいかどうかを考慮に入れて書くことが重要である

ということなのだ。

様々な可読性の探究

リーダブルコードでは、コードを読みやすくするための探究を、大きく分けて3つの観点で行っている。(本自体は4部構成だが、最初の3部に観点がついている。)

1.表面上の改善

2.ループとロジックの単純化

3.コードの再構成

これらの内容についてはぜひ本を手にとって読んでいただきたい。

重要なのは、「誰かに伝わる」ということ、

二週間後の自分は、多くの場合現在の自分とは別人なのだ。



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