健康でいるために1日どれくらい野菜を摂ればいいのか?野菜と果物の摂取量が判明!
野菜と果物をたくさん食べることは重要!分かっていても十分に摂取できているかは不安ですよね。
米疾病予防管理センターによると、1日につき推奨摂取量を摂取する人は成人の10人に1人だそうです。
野菜と果物が足りていないのは、健康にとって大きな間違いと言える。というのも、最新の研究で1日に約5サービングの果物と野菜(とくに果物2サービングと野菜3サービング)を摂取すると長生きになる可能性が判明した。
米心臓協会の医学誌『サーキュレーション』に掲載されたこの研究では、ハーバードT.H.チャン公衆衛生大学院の研究者が、心血管疾患、がん、糖尿病の既往歴のない10万人以上の成人を対象に、食品アンケートを約30年間2~4年ごとに実施。さらに世界中の200万人の成人を対象とした、24の研究データも分析したという。
そこで彼らは、平均的な2サービングではなく、1日に5サービングの果物や野菜を食べていた被験者が、すべての原因による死亡リスクが13%、心臓病や脳卒中による死亡リスクが12%、がんによる死亡リスクが10%、呼吸器疾患による死亡リスクが35%低下していることを発見。
この研究では、2分の1カップの野菜や果物、または1カップの葉物野菜を、1サービングと定義している。
なかでも、ほうれん草やケールなどの葉物野菜、ブロッコリや芽キャベツなどのアブラナ科野菜、にんじん、柑橘類、ベリー類などのベータカロチン豊富な食品(どれも抗酸化物質が多い)を食べると、健康にもっともいい影響を与えられるそう。
1日に5サービング以上の野菜と果物を摂取することによるさらなる長生きのメリットは発見されていないけれど、バラエティー豊かな野菜や果物を食べることで、病気と闘うために必要なビタミン、ミネラル、食物繊維、水分、抗酸化物質をたくさん摂取することができる。 「どれもすべて、私たちの体を健康に保つために役立ちます」と、この研究には参加していない「アカデミー・オブ・ニュートリション・アンド・ダイエティティクス」のスポークスマンで登録栄養士のエンジェル・プラネルズさんも話している。
1サービングの果物や野菜って、実際どれくらい?
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