初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【23】 再送
皆様、いつも本当にありがとうございます。
【23】望んだ通りの生活。
日本語の通じない、英語しか話さない、半分も理解しない、半分も伝えられない生活。でも、伝えなければ生活できない環境。半分も伝わらない異国の言葉を、自立したいと願う気持ちが「言葉」にしようともがきます。自立したい、その思いだけで立っていました。
日々、その思いだけで。
そして、そんな英語漬けの環境に慣れ始めたある日のことです。授業中、くしゃみをする私に、担任講師が心配の声を掛けてくれました。
「トモヒーシャ!風邪ひいたの?」
家で、ルームメイトがよく使う覚えたての英語が自然に私の口を出ます。
「そんな感じです...」
そのときでした。
あの黒人女生徒がまた吹き出したのです。
「ウプッ」
いい気になるな。
そう聞こえた私。貝になっていきました。
振り出しに戻るようにして。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
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