初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【15】
皆様、いつも本当にありがとうございます。
【15】憧れの行動でした。
願書を送ったツーソンの旅行専門学校へ試験を受けに行くために、車でのアメリカ大陸往復横断を決行します。
英語学校の男友達と私の二人で臨んだ旅は、東海岸のボストンから西海岸のロサンゼルスへ向かい若干の観光を済ませ、帰途ツーソンで受験して戻るという計画です。往復約1万km1日12時間走行、片道3日半掛けて行われました。弱くちっぽけな私の、何か大きな事への挑戦。高揚、恍惚、武者震いの3点セット。自分の鼻息に飛ばされそうでした。
朝からハイウェイを快走し、頬は紅潮、感動の叫びが止まりません。ずっと、ずっと同じ絶景なのです。アメリカ中西部の大草原、ロッキーの巨大な岩山、あまりにも小さ過ぎる人間の存在。熱狂から唖然状態へと連れ去られます。
「分かったよ!大きいことはもう分かったから!」
敵わない。人間は敵わない。そう悟りました。
そして、受験で立ち寄るツーソン。何とか合格した専門学校で、アメリカ人だらけの校内を担当者に案内されたとき、
「今の何?」
気づきます。
私を「二度見」する人々。
そして、知るのです。
完全アウェー戦への突入を。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
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