初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【28】
皆様、いつも本当にありがとうございます。
【28】次の日も無断欠席を続けます。
同じ山中に車を止めて、ウィスキーをがぶ飲みします。逃げる弱い自分を解き放つことに酔いました。次から次へと溢れ出る弱音、周りの自然に溶けました。
泥酔して眠り夕方に目覚め、夕飯の買い物を終え、何気ない顔で帰宅。無断で続く登校拒否、罪悪感は味方になってくれませんでした。
そして、一週間続くこの逃避行。
日常に居場所を作れない自分。それが事実、実力。そう、それが私の実力でした。弱いのです。「扉」を開けられないのです。英語から逃げ続けるしか術を持たないのです。実力。そんな自分が嫌でした。しかし、仕方がありません。実力です。それが自分なのです。認めるしかありません。
同じ場所、同じ酒を飲み、同じように午前中には酩酊し、止めた車内で叫びます。
怖いよ 専門学校に行くのが嫌だ
恥をかきたくない
もう 自分の英語を笑われたくない
助けて 助けてくれ
ひとりでした。
どうしようもなくひとりでした。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
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