初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【30】
皆様、いつも本当にありがとうございます。
【30】一週間の無断欠席、現実逃避した山奥からようやく降りて来ることができました。
「心配したのよ!電話しようと思ってたんだから。風邪だったの?」
と、担任講師の心配顔。
「そんな感じです」と、私。
・・・・・・・
そこには、前を向き弱い己と共に座る私がいました。
顎を引き、少しだけ胸を張って。
私は、この時ようやく入学を許可されたような気がしました。否、私が自分自身に対して許したのかもしれません。私は、ほんの小さな自分の居場所を作ることができていました。やっとスタートラインに立てた思いです。
そして、この時期の週末、新たに加わったドライブ先があります。2〜3mのサボテンが林立する砂漠の岩山の先、大平原と山々、広がる大空を一望できる場所です。
毎回、私はここで絶景に圧倒されながらも自分と向き合いました。大きなおおきな自然の中に身を置き己と話しました。
毅然として潔い大自然。弱音を吐きに来る私、ちっぽけな自分。けれども、それも自分だと教わるのです。一週間逃避行した山奥でも受けた同じ教え、ここで確信に変わりました。
私は、決めます。
弱い自分ごと行くと。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
*****************************
【電子書籍】
「勇気を持ちたい仲間」への応援歌
〜48歳で脱サラし独立する勇気のもと
となった20代の海外留学体験記〜
●楽天Kobo リンク先はこちらです
●紙本の購入もできます。BCCKS リンク先はこちらです。
その他、アマゾンKindle・iBooks・BOOK☆WALKER
など合計12ストアから配信中です