ラストライト(Lastolite)の10mm径のアンブレラ用にブラケットを加工した話
シャフト径10mmのLastoliteのアンブレラを、8mm径対応のアンブレラホルダーの穴をドリルで広げて使えるようにした話です
Lastoliteのアンブレラシャフト径は10mmで一般的なものより太い
先日、トランスルーセントのアンブレラを購入するにあたり、折りたたみ式でコンパクトになるのがいいなと思ってamazonでLastoliteのアンブレラを購入しました。
届いたアンブレラを袋から出してみて広げてみたら、シャフトなんか太くない?
ノギスで測ってみたら、シャフトが10mm径だということに気がつきました、、、
試しにマンフロットのスイベルアンブレラ用アダプター(ライトタイト) 026というアンブレラホルダーに試しに入れてみると、見事に途中までしか入りません(笑)
アンブレラホルダーの穴をノギスで測ってみると、入り口側が10.5mm、反対側は10mm、微妙にテーパーになってるみたいです
ネットで他のアンブレラホルダーの対応シャフト径の情報を探しても、情報が少なく、、そもそもほとんどのものが8mm径対応のもので、10mm径の対応のものが少ないようです
Lastoliteと同じグループ?のマンフロットのモノが対応してないんだから、無理もないですね、、
マンフロットさんに問い合わせてみると、やはり10mm径には対応していないとのことでした(涙)
既製品を加工してカスタマイズ
それなら、アルミ製のものなら、ドリルでアンブレラの径に合わせて穴を広げちゃえばいいじゃん、既製品をカスタマイズしよう!と考えました。
10.5mm径のドリルを購入し、自宅のボール盤で加工します。
スゥイベルアンブレラホルダーの穴は、本体に対して微妙に角度がついているので、固定してドリルで穴を拡大するのが少々難しいので、穴をドリルで広げるのにクランプするときに角度決めが楽そうなのと、私の使っているストロボがnissin degitalのMG8という、三脚穴でスタンドに固定するタイプのものなので、着脱が早そうという理由で、マンフロットのカメラ アンブレラ ブラケット 143BKTを購入しました
ちなみに、購入したカメラ アンブレラ ブラケット 143BKTのアンブレラ用の穴も入り口側10.5mm反対側10mmでした
きっとマンフロットの共通仕様なんですね
作業は5分で完了
作業自体は、はじめてしまえば、準備から片付けまで5分かからず
昔、金型製作の仕事をしていたので、そのときに覚えた技術が役に立ちました
ボール盤にドリルをセットして、クランプにブラケットを固定、位置決めして穴を広げました
電動ドリルにつけられるタイプのドリルもあるので、ボール盤がなくてもできそうですが、ボール盤での加工の方が安全で楽だと思います
まあ、とりあえずめでたくブラケットにLastoliteのアンブレラを取り付けることができました!
マンフロットのアンブレラホルダーの穴の径がほんの0.5mm穴が大きい仕様だったら、加工なく使えるのになぁ、と思いながらも、ドリルで工作も楽しかったです!
最後まで読んでくださってありがとうございます