東大生スポーツクラブ社長のつぶやき(スポンサー営業編4)企業にとっての価値
こんにちは三木智弘です
現在、東京大学に通いながらプロスポーツクラブの経営をしています。
クラブ経営について日々思うことを短くつぶやいていきます。
今日はスポーツチームのパートナーになることの企業にとっての価値について。
どのレベルのクラブも共通でもってる価値は
●共感力
●CSR、CSV
●地域ネットワーク(行政的民間組織)
ひとつずつ話していくと
●共感力(地元オーナー企業に特に強い)
共感力をビジネスに変えている世の中の仕組みで代表的なものはクラウドファンディング、ふるさと納税。共感や応援にお金を出すtoCビジネスです。
スポーツは共感や応援にお金を出すtoBビジネスと言えます。
応援している企業同士だとサービス導入の心理的ハードルが下がる。
営業の際のアポ獲得率が10倍になる。この辺りはビジネスモデルに明るい人材がチームにいれば簡単にパートナー企業に貢献出来ます。
●CSR/CSV(大企業に特に強い)
ある程度、地域に対して影響力のある企業になると、社会的責任をどこに対して負うかという観点が経営に必要になります。その際に便利なのがスポーツチームへの協賛です。CSRやCSVの担当者の方は社長からざっくりとしたミッションを与えられて困っているので一緒に社長を口説く答えをもらいましょう。笑
●地域ネットワーク(中小企業向け)
スポーツチームの一番の強みかつマネタイズ出来るポイントはこれです。
スポーツチームの一番の価値は、行政的な民間組織であることです。
行政がベンチャー並みの機動力でなんでも出来るとしたらお金の匂いしかしないのは僕だけでしょうか。
そもそも、一般の企業はメディア、行政、学校、地元オーナー企業とどうやったら繋がれるか頭を悩ませています。なぜなら太く長い顧客なれば安泰だから。
スポーツチームは1年目にもかかわらず、新聞やテレビに出て、市長を招くことが出来、地元有力企業の社長と仕事ができる稀有な企業体です。
ここを仕組み化して一気にマネタイズするので楽しみにしていてください。