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[travel note #41]カンボジアからタイへの移動が困難すぎた

カンボジアのシェムリアップでやりたいことは全部やって、年末を前にタイのバンコクへと戻ることにした。

シェムリアップで仲良くなった旅友数人で一緒にバンコクまで帰ることに。

宿でバスのチケットを購入、出発当日もそれほど朝早くではなかったのでゆっくりと準備をして出発することができた。

シェムリアップを出発して順調に国境までやってきた。

ここまでは良かったのだが、カンボジアの出国の際、とんでもない行列がイミグレに繋がっているのを目にして、もしかしてこれに並ぶの?と疑問に思ったが、疑惑は的中した。

どこまで続いているのだというほどの長い列で、しかも動きは遅々として進まず。

しかも炎天下の中、建物や日陰になるようなものもなく、まさに地獄のような状態だった。

本当に列の移動が遅いので、途中代わりばんこで日陰に入って体を休めたりもした。

数時間だろうか、ようやく、本当にようやくイミグレの中に入ることができた。

なぜこれほど列をなしていたのか、作業が遅いのかは、全くわからなかった。

たまたま今日、出国の人が大勢重なってしまったためなのかと思ったが、後で聞くと他の旅人も皆、カンボジア出国には大いに悩まされていることを知った。

そしてタイ側に入国した後、バンコクに向けて出発するバンでも、運転手の横柄な態度、よくわからない命令などがあって、ひどく気分を害してしまった。

普通なら「ま、これくらい」と思えたかもしれないが、炎天下の中三時間も四時間も待たされていて、心身ともに困憊していたことでそんな余裕がなかったのかもしれない。

僕ともう一人の旅人は運転手のあまりの発言にうんざりして、荷物を持ってバンを降りた。

自分たちでバンコクに向かおうと思ったが、運転手はそれは悪いと思ったのか、別のバンを用意してくれ、これに乗っていいと言ってくれた。

バンコクに着く頃には、体力も残っておらず、僕はフアランポー駅の泊なれた宿に直行して、その日はすぐに寝入ってしまった。

カンボジアータイ間の移動は行きも帰りもいろいろな試練があったことは、今となっては良い思い出になっているが、忘れられない思い出である。


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