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世界一周バックパッカー旅

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3年半の世界放浪旅をした思い出を綴っています。
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#タイ

[travel note #29]タイからラオスへの移動

[travel note #29]タイからラオスへの移動

タイのチェンカーンだったかな。

そこからラオスのルアンバパーンまで、メコン川をボートで移動して入国する。

ボートには速いのとゆっくりのと2種類あった。

速いのはたったの6時間でルアンバパーンまで入れる。

ただ、その分ボートが毎回水面と衝突して、お尻の下からハンマーで殴られる感覚が5秒に1回襲われるそうだ。笑

僕は腰痛もあったので、2日間かけて移動するゆっくりなボートを選択した。

1日8

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[travel note #28]一夜にして有名人になる

[travel note #28]一夜にして有名人になる

タイの北部パーイで溶けるような数日を過ごした。

最初ここに到着した時は、一生ここに住めるって思ったけど。

結局、人は何かやることがないと生きていけないってわかった。

数日滞在すると、十分満足して、次に進むことにした。

思い返せばタイの南ハジャイから入国して、北のパーイまで縦断し、大体行きたいとこは見て回ったので、そろそろ次の国に入ろうと思った。

次はラオスだ。

そのために、僕はチェンカ

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[travel note #27]一生住めるバンガロー

[travel note #27]一生住めるバンガロー

パーイに到着して、最初に感じたのが、

「あ、ここ一生住めそう」です。笑

なんか、町の空気感とか、雰囲気がめちゃくちゃ良くて。

しかも到着した日に、マーケットがやってて、タイのマーケットに目が無かったから、ここ最高だ!ってなった。笑

歩いて小さな川を越えてバンガローを探した。

予約はしてなかったけど空いてるバンガローを見つけてチェックインした。

少しだけ中心から離れてるから静かなバンガロ

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[travel note #26]パーイまでの通のりと900回のカーブ

[travel note #26]パーイまでの通のりと900回のカーブ

チェンマイで死ぬまでに見たかったランタンを見終えて、僕は二週間ほどお世話になったチェンマイを離れて次の場所に移動することになった。

丁度、マレーシアで初めて出会って、ここチェンマイで再開したケイコさんがパーイにいくというので、僕は彼女についていっても良いかの許可をとって、一緒にパーイにいくことになった。

当時の僕は、本当に成り行きに身を任せて旅をするスタイルで、一緒に旅をしてくれた仲間は、「こ

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[travel note#25]白亜のクレイジーテンプル

[travel note#25]白亜のクレイジーテンプル

チェンマイ滞在中、コムローイ祭まで日数があったので、その間に僕はチェンライにも足を伸ばしてみた。

チェンライもみんな人が優しくて、宿を探してるんだけどって声をかけると、みんなあっちにあるよ、こっちにあるよって教えてくれる。

そんな中で1つの宿を見つけて僕はチェックインした。

チェンライに来た目的は1つ。

白亜のお寺ワットロンクンを見ること。

※行き方とかは割愛させてもらいます。笑

白亜

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[travel note #24]タイのチェンマイでコムローイ祭り

[travel note #24]タイのチェンマイでコムローイ祭り

写真は僕が実際にコムローイ祭りで撮った写真。

デジカメで何も考えずに撮ったけど、最高の1枚になった。

そして、コムローイ祭りは死ぬまでに絶対に見てほしい絶景の1つ。

僕が3年半の旅をした中で、1番の思い出になった。



コムローイ祭りがチェンマイで行われるのは知っていたけど、街中でいろんな人に尋ねても、どこでやるのか、いつやるのか、全然誰も知らなかった。

それでも、11月の末が近づいて

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[travel note#23]世界一うまい料理はタイの山奥で

[travel note#23]世界一うまい料理はタイの山奥で

チェンマイは旅をした中でも結構好きな町の一つ。

町の規模は大きすぎず小さすぎず。

早朝から道に並んだフルーツを買いに行って、宿のテラスで食べる時間が好きだった。

サンデーマーケットがやってたり。

町を歩くと寺院を発見して入ったり。

屋台はどこも美味しいし。



チェンマイからタイで有名な首長族を見に行くことができる。

僕はバイクを借りて、その時一緒に旅をしていた旅友と二人で首長族に

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[travel note #22]チェンマイの宿で出会ったアルゼンチン人のサンティアゴ

[travel note #22]チェンマイの宿で出会ったアルゼンチン人のサンティアゴ

※写真はチェンマイで泊まった宿のドミトリーの写真です。

バンコクからの夜行列車でチェンマイに到着したのは朝の5時ごろ、まだ空には薄暗さが残っていた。

眠りにつく前、あまりにも暑くてタンクトップ1枚になっていたら、夜中にあまりの寒さに目が覚めてバックからダウンジャケットを取り出してそれにくるまって再び寝ていた。

朝もまだ冷えたので、僕はダウンを着たまま列車を降りた。

昨日仲良くなった隣の家族

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[travel note #21]チェンマイまでの道中、言葉の通じない姉妹と心を通わす

[travel note #21]チェンマイまでの道中、言葉の通じない姉妹と心を通わす

バンコクの快適な生活を後にして僕はチェンマイへと旅路を進めた。

バンコクのフアランポーというなんだか丸くて優しい響きの駅からチェンマイ行きの夜行列車に乗った。

出発は日中だったので、窓の車窓から綺麗な緑が広がる田舎を見渡すことができた。

僕の席の通路を挟んで向こう側には母親と二人の娘が座っていた。

姉妹は5歳と7歳くらいの年齢だったと思う。

最初、席にちょこんと座っていた下の子がずっとこ

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[travel note#20]アユタヤで感じた平和と悲惨

[travel note#20]アユタヤで感じた平和と悲惨

それまでの田舎スポットの放浪から一転してバンコクの都会スポットの旅にきり変わり、旅というよりは生活になろうとしていた。

僕は少し変化が欲しくて、アユタヤを訪れることにした。

アユタヤはバンコクから日帰りで行くことができる有名な観光スポットだ。

1300年から1700年の間、アユタヤ王朝として栄えた場所だった。

アユタヤまで電車で田舎道を走ってのんびりと向かう。

タイの、というよりも東南ア

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[travel note #19]バンコクのちょうどいい生活

[travel note #19]バンコクのちょうどいい生活

バンコクは旅というよりもどちらかというと滞在に近かった。

そうして感じたのはバンコクの住みやすさだった。

もちろん日本人からしたら安い物価はそれだけで魅力的だったし。

ローカルフードは美味しくて安い。

町にはコンビニもあって利便性もいい。

バイタク、タクシー、電車と移動手段も状況によって選べる。

町の規模感が大き過ぎず小さ過ぎず良い。

大きなデパートやスーパーマーケットもある。

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[travel note #18]世界旅に出て最初の誕生日はインド人とタイのクラブだった。

[travel note #18]世界旅に出て最初の誕生日はインド人とタイのクラブだった。

バンコクに到着して、カオサンから程遠い場所で宿をとった。

僕はあんまり喧騒が好きではなかったから。

ドミトリーに入ると、2段ベッドが横並びに5つ並んでいた。

僕は一番奥の窓際のベッドの下を取った。

10人ドミトリーには僕の他に一人泊まっているだけだった。

インド人でいつもクーラーを16度とか極寒に設定して、毛布をかぶって寝てる

時たまドミトリーなのに中から鍵をかけるので、よく閉め出され

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[travel note #17]アジアと野良犬

[travel note #17]アジアと野良犬

プーケットを後にして僕がやって来たのはタイの首都バンコクだった。

昔クアラルンプールで会ったユカが、「バンコクはどこの都会だよ」って思ったって話していたけど、本当にその通りだった。

大きな幹線道路、渋滞している車の群れ、その隙を走り抜けるバイタク、幹線道路の上には線路が通っていて電車が走っている。

高層ビルが建ち並び、駅直結でスカイウォークが繋がり。

本当に、ただの都会だった。

電車の中

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[travel note#16]タイで感じた人の優しさ

[travel note#16]タイで感じた人の優しさ

プーケットでマヌエラが出発する最終日、その日も宿のレンタルバイクを借りて色々と遊びに行った。

宿に帰ってきた時にはすでにレンタル期限を過ぎてしまっていたが、オーナーは別に何でもないさと言って、特に延滞金を取られることはなかった。

マヌエラは今日バンコクに向けて長距離バスで出発するため、急いでパッキングを始めた。

僕はバイクで長距離バス乗り場までマヌエラを送ってあげると約束していたので、オーナ

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