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世界一周バックパッカー旅

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3年半の世界放浪旅をした思い出を綴っています。
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#アジア

[travel note #44]いきなり洗礼を受けるインド

[travel note #44]いきなり洗礼を受けるインド

チェンナイで初めて迎えたインドの朝は明るく清々しいといった印象だった。

ここに来る前は、インドと言えば汚い、臭い、大勢の人、なんてイメージがあったが、人はつくづく自分の想像で世界を作り上げてしまっているのだと実感した。

僕達は初日だけこの宿に泊まり、今日は自分たちで安宿を探すことにしていた。

部屋に荷物を置いて、セントラルの方へと出向くことにした。

インドで初めて捕まえるリキシャ。

交渉

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[travel note #43]チェンナイに降り立つ

[travel note #43]チェンナイに降り立つ

タイのバンコクからインドのチェンナイに飛行機で入った。

チェンナイに到着したのは夜の23時頃で、普通であったらこんな時間の飛行機を選ばない、もしくは空港泊をすべきだったが、この時はすでに宿を予約していたので空港から直接タクシーで向かうことにした。

こんな夜更けにも関わらず、道端には大勢のインド人が何をしているのかもわからなかったが、とにかくたくさんいた。

タクシー運転手は意外にもすんなりと宿

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[travel note #42]行かないと決めたインドに行く

[travel note #42]行かないと決めたインドに行く

僕は世界一周の旅を始めるとき、一つだけ固い決意で決めたことがあった。

それは、インドには行かないということ。

友達にそう話すと、「インドに行かなくて世界を旅したとは言えない」なんて言われたこともある。

しかし、行きたくないものは仕方ない。

僕は旅に出る前、潔癖症とまではいかないけど、かなり綺麗好きな部類に入る人間で、テーブルの上に直に置かれたお箸を使えない人間だった。

そんな人間だったの

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電子書籍第4弾!出版!!

電子書籍第4弾!出版!!

昔3年半の世界放浪旅をした時の記録を電子書籍で出版しています。

旅は大きく3つのパートに分かれます。

1つ目が初めの世界一周に出た時。
アジアからスタートして、ヨーロッパ、北米、そして最後の中米までの1年7ヶ月。
これは3冊に分けてすでに出版済み。

こちら↓

読んでみてください!キンドルアンリミテッドの方は無料で読めます!

僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出た: 北米・中米編

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[travel note #31]バンビエンのレストランで

[travel note #31]バンビエンのレストランで

バンビエンは自然に囲まれたとても静かな街だった。

と言いたいけど、ここはヒッピータウンと呼ばれるくらい街中にヒッピーが溢れていて、レストランにはどこも欧米人でいっぱいだった。

ここは本当にあののどかで静かなラオスか?と思うほど、ラオス感はなかった。

それでも、バイクで街を出ると一気に雄大な自然に囲まれて、訪れた小さな村々では素朴で無邪気な子供たちの笑顔が見れたので、僕はやっぱり好きだった。

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[travel note #30]バンビエンへの移動

[travel note #30]バンビエンへの移動

ルアンバパーンの街は白を基調としたような建物が多かったり、メコン川沿いに広めの道路があってそこをレンタサイクルして走ったりした思い出がある。

とても住み心地の良い、気持ちの良い街という印象だ。

メコン川沿いに建てられたマッサージ屋で1回200円とかでマッサージを受けられたり。

赤十字がやってるミストサウナがあったり。

街中にある少し小高い丘を登ることができたりと、色々とアクティブに動いた。

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[travel note #28]一夜にして有名人になる

[travel note #28]一夜にして有名人になる

タイの北部パーイで溶けるような数日を過ごした。

最初ここに到着した時は、一生ここに住めるって思ったけど。

結局、人は何かやることがないと生きていけないってわかった。

数日滞在すると、十分満足して、次に進むことにした。

思い返せばタイの南ハジャイから入国して、北のパーイまで縦断し、大体行きたいとこは見て回ったので、そろそろ次の国に入ろうと思った。

次はラオスだ。

そのために、僕はチェンカ

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[travel note #番外編]水の貴重さを学んだインド

[travel note #番外編]水の貴重さを学んだインド

今回は番外編で、ふと思い出したことを書きます。

僕がインドのジャイプルにあるトニーゲストハウスっていう旅人に有名な宿に泊まっていたときの話。

その時は、日本人数名、韓国人数名、ヨーロピアン数名とかなりのゲストが泊まってて。

夜に、パーティーをやろうってなって、みんなで集まってご飯を食べた時がありました。

みんな仲良くて、楽しくて。

中でも、ヨーロピアンのヒッピーが飲んで騒いで、場を盛り上

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[travel note #26]パーイまでの通のりと900回のカーブ

[travel note #26]パーイまでの通のりと900回のカーブ

チェンマイで死ぬまでに見たかったランタンを見終えて、僕は二週間ほどお世話になったチェンマイを離れて次の場所に移動することになった。

丁度、マレーシアで初めて出会って、ここチェンマイで再開したケイコさんがパーイにいくというので、僕は彼女についていっても良いかの許可をとって、一緒にパーイにいくことになった。

当時の僕は、本当に成り行きに身を任せて旅をするスタイルで、一緒に旅をしてくれた仲間は、「こ

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[travel note#25]白亜のクレイジーテンプル

[travel note#25]白亜のクレイジーテンプル

チェンマイ滞在中、コムローイ祭まで日数があったので、その間に僕はチェンライにも足を伸ばしてみた。

チェンライもみんな人が優しくて、宿を探してるんだけどって声をかけると、みんなあっちにあるよ、こっちにあるよって教えてくれる。

そんな中で1つの宿を見つけて僕はチェックインした。

チェンライに来た目的は1つ。

白亜のお寺ワットロンクンを見ること。

※行き方とかは割愛させてもらいます。笑

白亜

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[travel note #24]タイのチェンマイでコムローイ祭り

[travel note #24]タイのチェンマイでコムローイ祭り

写真は僕が実際にコムローイ祭りで撮った写真。

デジカメで何も考えずに撮ったけど、最高の1枚になった。

そして、コムローイ祭りは死ぬまでに絶対に見てほしい絶景の1つ。

僕が3年半の旅をした中で、1番の思い出になった。



コムローイ祭りがチェンマイで行われるのは知っていたけど、街中でいろんな人に尋ねても、どこでやるのか、いつやるのか、全然誰も知らなかった。

それでも、11月の末が近づいて

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[travel note#23]世界一うまい料理はタイの山奥で

[travel note#23]世界一うまい料理はタイの山奥で

チェンマイは旅をした中でも結構好きな町の一つ。

町の規模は大きすぎず小さすぎず。

早朝から道に並んだフルーツを買いに行って、宿のテラスで食べる時間が好きだった。

サンデーマーケットがやってたり。

町を歩くと寺院を発見して入ったり。

屋台はどこも美味しいし。



チェンマイからタイで有名な首長族を見に行くことができる。

僕はバイクを借りて、その時一緒に旅をしていた旅友と二人で首長族に

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コロナで旅に出れないから、昔の旅を振り返る

コロナで旅に出れないから、昔の旅を振り返る

僕は2012年から世界放浪の旅に出てました。

その時のストーリーはnoteで記事にして投稿したり、まとめたものを電子書籍で出版もしています。

今日は、世界一周をして大陸ごとに学んだことをまとめています。

※記事の下にも載せていますが、今日書く内容はブログでも詳しく書いています。こちらの方が気になる方は、ぜひブログも読んでいただければ!

アジアアジアが嫌い、苦手って人は旅人の中にそんなにいな

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[travel note #22]チェンマイの宿で出会ったアルゼンチン人のサンティアゴ

[travel note #22]チェンマイの宿で出会ったアルゼンチン人のサンティアゴ

※写真はチェンマイで泊まった宿のドミトリーの写真です。

バンコクからの夜行列車でチェンマイに到着したのは朝の5時ごろ、まだ空には薄暗さが残っていた。

眠りにつく前、あまりにも暑くてタンクトップ1枚になっていたら、夜中にあまりの寒さに目が覚めてバックからダウンジャケットを取り出してそれにくるまって再び寝ていた。

朝もまだ冷えたので、僕はダウンを着たまま列車を降りた。

昨日仲良くなった隣の家族

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