虐待かな?と思った時の問い合わせ窓口について
こんにちは。「私の会社は久保友宏です。」の久保友宏です。
今日は虐待や助けを必要としている子どもを見付けた時の問い合わせ窓口について書いていこうと思います。
と、いうのも最近友人と話していて、虐待が疑われる時の問い合わせ窓口を知らない人が多いという現状を知ったからです。
そうですよね。
僕はもちろん知っていたのですが、なかなか普通の人がそういった窓口について調べることはないですもんね(^ ^;)
なのでこの機会に、ブログにも書いてこの窓口の周知に協力できたら、と思った次第です。
児童相談所全国共通ダイヤル:189(イチ ハヤ ク)
まず有名なのは、児童相談所全国共通ダイヤル189(イチ ハヤ ク)です。
なにやら長ったらしい名前ですが(笑)、ようは以下のようなときに使える電話番号です。
虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
「児童相談所全国共通ダイヤル」にかけるとお近くの児童相談所につながります。
通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は 守られます。
参考)厚生労働省 児童相談所全国共通ダイヤルについて
実は平成27年6月30日まで、児童相談所全国共通ダイヤルは10桁の番号(0570-064-000)だったんです。
でも、10桁の電話番号を暗記している人ってなかなかいませんよね?
特に子どもの虐待に関する通報などは、一時を争うこともあります。
今まさに子どもが虐待されている時に、10桁の番号を探して、正しく入力して、電話を掛けるのはなかなか難しいですよね。
そこで平成27年7月1日からこの10桁の番号を廃止して、覚えやすい3桁の番号が施行されたのです。
110番や119番などの緊急通報用電話番号と同じ扱いになったんですね!
そう、行政も虐待を防ごうと、虐待を受けている子どもたちを助けようと頑張っているのです。
さらにこの番号は子どもたちや保護者のSOSの声をいちはやくキャッチするために、「189」(いちはやく)という3桁の番号が採用されています。
短くなっただけではなく、語呂合わせを取り入れることによって覚えやすくなっているのですね。
皆さんも、もしもの時のためにぜひこの番号を覚えておいてください(>人<;)
いつか、皆さんのとっさの判断が子どもの命を救うことになるかもしれませんから!
児童相談所全国共通ダイヤル:189(イチ ハヤ ク)は、どうして全国共通なの?
この3桁の番号、覚えやすいのはとっても良いのですが、
『全国共通ダイヤルってどういうこと?』
『結局自分が住んでる管轄の役所に電話を掛け直すことになるんじゃないの?』
という風に、仕組みが気になる方もいらっしゃると思います。
そんな方のために簡単に説明させて頂きます。
この児童相談所全国共通ダイヤルにかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を自動的に特定し、管轄の児童相談所に電話を転送するのです。
ただし、固定電話からかけた場合でも、何らかの理由で市外局番が特定できなかった場合は、発信者がガイダンスに沿って地域情報を入力してもらい、管轄児童相談所を特定 する必要があります。
また携帯電話から掛けられた場合も居住地の特定は自動ではできませんから、一旦オペレーターにつないで地域情報を聞き取り、管轄児童相談所を特定する必要があります。
ですが、通常は固定電話からの場合なら自動的に転送されるので手間はかからないと思います。
それに子どもを虐待から救うことができるのなら、多少の手間を惜しんでいる場合ではないですしね(^ ^;)
メールでの相談は子どもの人権110番(フリーダイヤル0120-007-110)へ
もしも電話での通報が難しい場合や緊急性が低い場合は、メールでの相談も可能です!
メールで相談したい場合はこちらのURLからhttp://www.jinken.go.jp/ の法務省インターネット人権相談窓口を通して連絡してみて下さい。
最寄りの法務局から後日メールか電話で連絡が来ます。
ここでもしも『電話では話したくない』もしくは『事情があって話せない』という方は、メールする時にその旨をしっかり伝えておきましょう!
因みにこちらのメールフォームでは、虐待を受けていると感じている子ども本人からの通報も受け付けています!
周りの子どもやお友達が『虐待されているんじゃ…』と感じている方は、是非このメールフォームを教えてあげて下さいね!
また、フリーダイヤル0120-007-110からの相談も可能です。
この子ども人権110番では、虐待だけでなくイジメなどの問題の相談にも乗ってもらえますので、悩んでいる人は、一人で悩まずぜひ相談してみてください。
きっと解決への糸口が見つかるはずですよ!
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
久保友宏