【工作】3Dプリンタでワンウェイクラッチを作る
去年の10月頃、児童館のお祭りに参加して3Dプリント製のゴム動力おもちゃを販売し、20個を完売した。ビジネスとしては成立しないものの、自分のデザインしたおもちゃを持って歩く子ども達を見るのは感慨深いものがあった。
今年も参加できるかもしれないので、新しいおもちゃの構想を練っている。ゴム動力のプルバックカーのようなものができないかと考えていたが、それには動力を一方向にだけ伝えるワンウェイクラッチが必要なことが分かった。
Wikipediaによると、ラチェット、スプラグ式など色々な方式があるようだが、カム式を参考に設計することにした。
中央の渦巻き状のパーツが反時計回りに回転するときは外側のパーツに対して空転し、時計回りに回るときはBB弾が中央のパーツと外側のパーツの間で詰まることで外側に回転力が伝わるという仕組みだ。
スプリングがないせいか、たまに気まぐれな動作をすることもあるが、この設計でほぼ機能することが分かった。
なぜワンウェイクラッチが必要なのかというと、ゴム動力が切れた後に慣性で走り続けることが望ましいからだ。ビューンと加速して、走り続けるおもちゃにしたいと思っている。
ゲーム制作という長期プロジェクトを横に置いてこんなことをしているわけだが、最近、創作との向き合い方を見つめ直し、自分が楽しむことを第一に考えることにした。楽しむことが第一ならば変に焦ったりすることもないし、気楽なものである。やりたいときにやりたいことをやるのが、一番心にいいのではないだろうか。
また何か作ったときに記事を更新しようと思う。ではまた。