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ハイパー起業ラジオ×構造理解×現状分析
静かな朝の思索
今日も天候は穏やかで、遠く山の方には昨晩降った雪が白く積もっているのが見える。冷たい風が頬をかすめる朝、空気の澄んだ静けさが心地よい。
朝の散歩では永井玲衣さんの『世界の適切な保存』を聴いていた。しかし、散歩中の聴書は物語の一部を聞き逃すと戻るのが難しく、少し聴きにくい。物語よりもエッセイや考察系の方が相性が良いのかもしれない。次回はジャンルを変えてみよう。
散歩の後、朝一で息子と一緒に髪を切りに出かける。先に息子がカットしてもらう間、その待ち時間が思いのほかアウトプットに適していることに気づいた。思考を整理するには、こうした隙間時間が意外と貴重だ。
今日の思考
ハイパー起業ラジオを聴きながら、ネットワークエフェクトについて考える。尾原さんのオタク的な深掘り感と、けんすうさんの自然体な聞き手としてのバランスが心地よい。コテンラジオやゆる言語学ラジオが好きなのも、同じくこの「オタク加減」が心地よいからかもしれない。アトミックネットワークという概念も興味深い。
自分が「面白い」と感じるのは、世の中の構造や仕組みを知り、それを新しい視点で捉え直すこと。AMAZON、テスラ、マイクロソフト、Facebookがなぜトップに立ったのか。その理由や構造の説明に惹かれる。狭いところから徐々に広げていく戦略や、使わないと仲間外れになる仕組み、利益が循環する構造。これらが製造業や下請け業にどう応用できるかを考えるのは、私にとってワクワクするテーマだ。
現状への視点と考察
現状、言われたものを作り、営業も新規開発も提案も積極的にはしていない。その中で、フィリピン人スタッフが半数を占めるという特徴がある。若さと多様性、安価な労働力という視点もあるが、果たしてそれが本当に強みなのかはわからない。ただ、この環境の中でも何か新しい可能性を見出せる気がする。
例えば、一つひとつのモノづくりを大切にすること。あるいは、突飛な戦略を考えること。私の強みは、現状を冷静に把握し、分析し、それを思考の材料として積み重ねていくことにあるのかもしれない。現状を打開するためのきっかけづくりとして、一般的な事例を提示し、そこから現場の声を形にしていく。その過程が好きなのだろう。
副業、働き方、後継ぎへの向き合い方
副業、働き方、後継ぎというテーマも、まずは現状の分析から始める。当事者たちと意見を交わし、自分自身もその「当人」として関わること。自ら副業を経験し、それが後継ぎ事業であるなら、自然と働き方の見直しへと繋がるはずだ。
日々の小さな気づきや思索が、次第に大きな変化への種となる。そんなことを思いながら、今日も静かに思考を巡らせている。