向き合うほどに、そこから何かが浮かび上がってくる感覚

今日も一つない晴れ渡る空。
しかしその青さとは裏腹に、空気は冷え込んでいる。
今日は平日でありながら祭日の出勤日。
普段の喧騒が嘘のように静かな通勤路を走りながら、この独特の感覚が好きだと改めて思う。
家には家族がいて、自分は外へ向かう。
その距離感が、なぜか心地よいのだ。

朝の散歩では五百田 達成さんの「会話IQ: 本当に頭がいい人の話し方」を聴いていた。
最近は、傾聴力やコーチングスキルを重視する傾向があるなと感じる。
会話は時短や効率を追い求めるものではなく、時間をかけて理解し合うプロセスなのだと気づく。
まるで、協働して何かを作り上げるような営み。
それが本当に価値ある会話なのかもしれない。

事業承継のための会員登録についても少し調べてみた。
どうやら創業塾や起業塾への参加が条件らしい。
しかし、平日5日間の開催だったり、土曜開催のものは2万円の参加費が必要だったりする。
少し腰が重くなるのを感じる。

仕事では停滞品のデータを整理していた。
膨大なデータを集め、整えるうちに、徐々に全体像が見えてくる。
その過程がたまらなく好きだ。
向き合うほどに、そこから何かが浮かび上がってくる感覚。
データであれ、会話であれ、じっくり向き合うことで本質が見えてくるのかもしれない。