求める気持ちと成長
最近はバタバタしていて更新できておりませんでしたが、ようやく一段落しました。
これからまた少しずつ『剣道の発展』と『教育・コーチングの発展』のために情報を発信していければと思います。引き続き宜しくお願い致します。
さて、まず最初にご報告がございます。
昨年9月に我が家に家族が増えました。
だいぶ時間が経ったのでかなり大きくなっていますが…………
よく笑う元気な男の子です。最近では色んな動きをしてみたり、ちょっとヒヤヒヤするような場面も増えてきました。
子供の成長は常に【何かに気づかされる】ことばかりです。
子供は一生懸命『マネする』ことから新しい動きにチャレンジしていきます。生まれてから寝返りができるようになり、歩行ができるようになるまでに多くの『マネとチャレンジ』を経て一つひとつの動きをマスターします。
お姉ちゃんは3歳になり鉄棒や跳び箱、キックボードなど色々なことに挑戦することができるようになりました。最近では勧めてはいませんが剣道にも少し興味を持っているようです(笑)
親としては、子供が本当にそれを好きになって【頑張りたい!】【極めたい】と一生懸命になれるものであれば応援してあげたいと思っています。
どのようなスポーツや運動を行っていくにしても『好きな気持ち』を育んであげれるようにすることを一番大切にしたいと思います。
これは学生に授業をするときも、部活動で指導するときも同じです。
【志は気の帥なり】
私が大切にしている孟子の言葉です。「志があればあらゆる気力が湧いてくる」という意味があります。やらされるのではなく自分から求めることで吸収するスピードが高まり、成長に繋がると思います。
私自身、今はこの【自ら求める気持ち】を育むためのコーチングについて考えています。
剣道では、『競技性』と『精神性』のバランスを考える必要があります。「勝つことを求める」ことによってその過程に意味が生まれ、「相手を敬う」ことによって自分を律することができます。
どちらかに偏ってしまうと ”人間形成” という剣道の本質を見失ってしまうような気がします。
学生や子供たちは鏡となって指導者を写します。指導者がどのような理念を持って受け手と関わっていくかによってその組織の色は決まり、ひいてはその子の考えの一部となるでしょう。
そうした時に、自分自身は ”どうあるべきか” というはっきりとした考えと熱意を指導者は持っておくべきであると思います。
指導者が本当に持つべきものは実績や肩書きなどではなく、先を見据えた明確なビジョンと自分自身も学ぶ姿勢ではないでしょうか。
私はこれからも、我が家の子供たちと共に色んな経験とチャレンジを繰り返しながら【自分の求めるビジョンに必要なもの】を探していきたいと思います。
それではまた!
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