インボイスって何?かんたんに
先日、中学生から
「インボイスについて(専門用語を一切使わずに)教えてください。」と言われ、焦りまくったので、ここでリベンジしたいと思います…。
インボイスとは
『税金を集める際の新しい仕組み』
もうちょっと言うと、その税金は『消費税』。仕組みとは『誰から?どうやって?いくら?』集め方のルール。
今年その仕組みが大きく変わって、商売してる人はほぼほぼ皆に影響するから今話題になってるってわけ。
以上、これで何となくはわかったかな?
…よし、もうちょい詳しく行こう!
ちなみに、私が1年前に書いている記事「インボイス制度って何。簡単にご説明」https://note.com/tomohiko_okamoto/n/n771b929b39f7
んー我ながら分かりにくい。噛み砕きが足りない。
新しい仕組みで何が変わるの?ポイントは「差別化」
皆さんコンビニで100円のものを110円で買ってます。消費税の負担者は皆さんで、10円の税金を支払ってます。その10円はコンビニが預かってて、あとで税務署に納付されます。
これが原則的な消費税の仕組み(かなり簡単に噛み砕いてますが)。
ところが、コンビニが消費税を納める必要のない会社だったら…皆さんが税金と思って納めたつもりのその10円は、コンビニの社長の懐中に入るかもしれない…てことが罷り通っていたのが、インボイスじゃない消費税の仕組みでした。
インボイスでは、消費税を納めてるお店と納めてないお店との「差別化」が明らかにされます。
新しい仕組みで損する人は?
上の「差別化」をするために商売をする人は、税務署に申請したり、新しい様式の領収書等を発行するための準備をしないといけません。
また、商売をする人は取引の記録をつけないといけないが、「差別化」をされた領収書等を区別して記録をつけないといけません。
従って、商売をする人ほぼほぼ皆が手続き面で大きな負担を抱えることになります。
新しい仕組みで特に損する人は?
元々消費税を納める必要がないお店でも、上の「差別化」を理由として消費税を納めるようにしないといけなくなるお店があります。
まとめ
公平に税金を集めるためにインボイス制度はできたはず。しかし、新しい仕組みで特に損する人は、規模の小さいお店や会社や商売をする人になります。そのために、本当にそれが公平なの?と考える人が大勢いる。
また手続き面の負担を軽くするためには、いわゆる「デジタル化」が必要になるが。これも現状全ての人が柔軟に対応できないので、公平とはいい難いのかもしれません。
かなり噛み砕きすぎで抽象的で、逆に分かりづらいかもしれませんが、少しでもインボイス制度の理解に役立てば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?