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いいこ いいこ ってなんだろう 改めて考えてみた

 いいこ いいこ
 いいこ いいこ

 子供向けの歌や童謡、はたまた矢野顕子さんを
彷彿とさせるこの言葉は、果てしなく無垢な承認であり
か弱き存在に向けた慈しみなのでありましょうか

今日は、こんな言葉に向き合ってみようかと思います。
読んでると、いいこいいこされてる気分になるかもしれませんよ(笑)

褒められたい

 まずは褒められてみましょう。
目を閉じて 子供の自分を思い浮かべてみましょう。
準備ができたら始めましょう。
そのイメージのまま。
 

 いいこ いいこ
 今日も頑張ったね
 
 いいこ いいこ
 うれしいことはあった?

 いいこ いいこ
 腹のたつことはあった?

 いいこ いいこ
 悲しいことはあった?

 いいこ いいこ
 悔しいことはあった?

 いいこ いいこ
 楽しいことはあった?

 いいこ いいこ
 平和にすごせた?

 いいこ いいこ
 がんばったね

 いいこ いいこ
 がんばったね

 いいこ いいこ
 今日も生きてくれてありがとう

 いいこ いいこ
 ちゃんとみてるよ

 いいこ いいこ
 いいこ いいこ

生きているということ

 この世に産まれるということ
 生きているということ

 人により 年齢により違いはあれど
 人は 細胞の集まりでできています

 次々生まれては死んでいく
 いろんな細胞
 そのままのものもありますが
 何兆個という細胞が生まれては消えていきます

 その一つ一つに想いを巡らせると
 ただ 毎日生きている
 それが本当に意味ある
 ものすごい営みであると思えてくる

 ものすごい数の細胞たちは
 私という人間が生きるために動くことで
 その生を全うできる

 60兆ともいわれる細胞のすべてが
 わたしという、あなたという一人の
 意思で動いている

 世界人口より多い数の団体を維持しているのです。
 これはもう、生きているということ
 そのものが激しく素晴らしいものですね。

 いいこいいこ
 今日も生きてるんだね
 いいこいいこ

 なんだかたのしくなってきましたね。

 さあ、どんどんいきましょう。

頭を撫でるということ

 いいこいいこ
 そう子供に言うとき
 頭を撫でる行為を想像しませんか?

 もちろん頭をなでてはいけないカルチャーや
 ハラスメントもありますし、万国共通では
 ないと思いますが、なにか動作を伴うのでは
 ないかと思います

 子供ころの記憶なのか
 そもそも頭頂部を撫でられるのが心持ちが
 いいのかは定かではありませんが
 
 頭を撫でながらのいいこいいこは
 相当良さそうです

 言葉だけでなく、動作も伴う
 つまり、聴覚と触覚の相乗効果がもたらされて
 いるようです。 
 
 (頭をなでながら)いいこいいこ

 もう相当良さそうです

なにかにチャレンジすること

 子供がなにかにチャレンジするとき
 失敗はつきものです

 むしろ失敗がないと覚えられません
 失敗しながら最適解をさがして
 よろよろうろうろとするうちに
 新しいことができるようになっています

 このとき、成功するまで諦めない限り
 失敗は失敗ではなく、成功のための
 必須な工程になります

 とすれば、そのすべてにいいこいいこ
 できそうです

 大人になったら、失敗を失敗と
 見られがちですが
 成功するまで続けるなら

 これはもう必須なこと
 
 いいこいいこされるべきです
 
 (自分の今日のすべての失敗に
 いいこいいこ

 もう全て褒める対象になってきました。
 失敗するまでできれば、ですが。

自分の心にいいこいいこ

 今日のよかったことはなんですか?

 今日の心動いたことはなんですか?

 今日も生きていますか?

 今日の失敗はなんですか?
 それはまだ続けていきますか?

 そのすべてに 私とあなたのすべてに

 自分が思い描く動作をつけながらいってみましょう
 声を出せない状況なら 心の中で

 いいこ いいこ

 いいこ いいこ
 
 いいこ いいこ

 
 明日も楽しみですね、

 ではまた、次のつぶやきで。

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