世界のアソビ大全51が神ゲーであることを俺は全力で主張したい Ver.4.0
Ver.4.0では、このnoteの著者であるともぐいち(以下、俺)が、世界のアソビ大全51(以下、この神ゲー)という名の神ゲーに収録されている全51+1のゲームをプレイして思ったことや感想をただただ俺の独断と偏見と嗜好に基づき、あれこれ述べていく。
2020年3月26日に公開された"Nintendo Direct mini 2020.3.26"で、ピアノ以外の全51種類のゲームがこの神ゲーに収録されることが判明し、4月28日に更新された公式サイトの収録ゲーム一覧でピアノもこの神ゲーに収録されていることが静か〜に(?)公開され、全51+1種のゲームの遊び方ムービーが全部サイトで視聴でき、6月4日に公開されたトピックスで正式にマリオの絵柄のトランプ(正式名称:マリオトランプNAP-02(スタンダード))、マリオ絵柄の神経衰弱用絵合わせカード、クラブニンテンドー花札でもアソベルことが発表されたので、ネタバレも何もないと思うのだが、今回、俺がプレイ中に気づいた各ゲームの小ネタについても触れるので「それは立派なネタバレだ!!事前に見たくねえ!!自分で見つけてえ!!」なゲーマーの皆様は、今すぐブラウザバックすることを推奨する。
また、俺の最推しは花札であることを念頭においた上で、このVer.4.0を読んでいただきたい。
ボードゲーム〜めっちゃ楽しい〜
全ボードゲームに対して言えるのは、「絶対開発者はリアルのやつ作って試遊しただろ。」これは、2020年3月26日に情報が初解禁されたときから俺がずっっっっっっっっっっっっと思っていたことである。駒を盤に置いた時の音も完全に電子音ではなく、本当に対面で、マジのボードゲームで対戦しているかのように感じられる。いつか、任天堂がデザインしたマンカラとかウサギと猟犬とか、ナインメンズモリスとかチャイニーズチェッカーとかヒット&ブローとかヘックスとかチェッカとか、コネクトフォーとかバックギャモンとかルドーとかドミノとかヨット用のサイコロセットとかリバーシとかチェス5五将棋とか、マジで販売されないかな。それか5000ポイント位でMy Nintendoで、My Nintendo Store用ギフトとして交換できなかな。麻雀と囲碁と将棋は実際に販売されているけど最近見ないから、再販してくんないかな。
マンカラ
世界最古の知育ゲーム。そして、世界最古の運要素がなく、2人の実力だけで試合が決まる「二人零和有限確定完全情報ゲーム(ふたりれいわゆうげんかくていかんぜんじょうほうゲーム)」でもある。横取りとぴったりゴールができたときの爽快感が半端ない。俺はマンカラをプレイするのが初めてだったのでアシストONにしたのだが、アシスト様様である。この方の力が偉大すぎる。これをOFFにしていたらふつうCPU、つよいCPU、そしてすごいCPUの3人(?)に対して3連勝することができなかったかもしれない。その後やばいCPUに対し2連敗したが、3回目で俺26点に対しやばいCPU22点という結果で、無事勝利した。俺が心から「この二人零和有限確定完全情報ゲーム楽しっ!」と思えたのは、これが初めてなのかもしれない。
アシスト様様な勝利画面(僅差だけど)。
ドット&ボックス
タイマン陣取りゲー。偶数マスフィールドなので引き分けもあり得る。俺は初めて遊んだときにそうなった、ふつうCPU相手に。加えて俺は、すごいCPUとの対戦引き分け無限ループから抜け出せず、3回連続引き分けたことがある。使用されている色鉛筆がチャコペンっぽくてかわいく、引く線がすべて異なるのがリアルですごい。そして、スプラトゥーンのデザインで遊べない。そんなものはなかった(俺はアソビタカッタヨ…)。
こんなことあるんか?
ウサギと猟犬
ウサギVS猟犬の争いゲーム。ウサギは逃げ切ったら勝利し、猟犬はウサギを追い詰めたら勝利する。30ターン目まで勝敗がつかない場合は引き分けとなるが、決着は秒で付く。多分CPUのつよさがなんであれ10ターン以内に勝敗が決まると思う。
ナインメンズモリス
自分のコマ(玉)を交代で動かして3つ並びを作って、相手のコマを残り2つまで減らすと勝利する。ヒントで最強の配置を言っちゃてる公式が好き。
チャイニーズチェッカー
コマを全部自分の陣地と反対側のエリアに全部誰よりも早く移動させたプレイヤーが1位になる。日本ではダイヤモンドゲームとしても知られているこのゲームは、中国と一切関係ない。
初めてこの神ゲーのチャイニーズチェッカーを見たとき、俺が知っているチャイニーズチェッカーと180度違っていて、初代の「だれでもアソビ大全(以下、初代)」のときのデザインと違いすぎて、びっくりしたのを覚えている。俺が知っているのは、磁石タイプのチャイニーズチェッカーで、箱に新幹線の座席で子どもたちがワイワイ遊んでいる様子が描かれているこれだった。
株式会社ハナヤマの『マグネチック キングダイヤモンド』の写真。めっちゃ昭和感を感じる。
これがこの神ゲーのチャイニーズチェッカー。デザインが全然違う。
マグネチック キングダイヤモンドはその名の通り磁石式で、この神ゲー版チャイニーズチェッカーはザ・ボードゲーム感のある木造の盤とピンク・ブルー・グリーンの3色ビー玉のセットとなっている。前者は、コマがぶつかりなどの衝撃でボードから落ちにくくなっている。後者は色がキツ過ぎず、音でもコマの動きが分かり自分のコマの現在地が感覚的にわかる。実際に販売されたらめっちゃ売れると思う。
ヒット&ブロー
推理ゲー。8回以内に隠されたピンの色と位置を当てられたらクリアする。ぼっちプレイだとクリアするか失敗するかになるので比較的推理に集中できると思う。
ヘックス
正六角形で相手より先に道を完成させた者が勝利する。何故か俺はふつうCPUに秒で負ける。
チェッカー
この神ゲーに収録されている二人零和有限確定完全情報ゲームの内のひとつ。コマをナナメに動かして相手のコマを全部取ったプレイヤーが勝利する。
コネクトフォー
五目ならべが二人零和有限確定完全情報ゲームの内のひとつであり、Wikipedia曰く三目ならべ(○×ゲーム)もその一つであるため、このゲーム(四目並べ)のWikipedia記事には二人零和有限確定完全情報ゲームの「二」の字もないが、コネクトフォーもそうである…と俺は思っていたがそうではなかった。
4つコマをいち早く並べたプレイヤーが勝利する。引き分けもありえて油断していると相手が斜めに4つ並べて勝利してしまうこともある。コマを並べた時の効果音がめっちゃ良い。
引き分けになった時結構ビビった。
バックギャモン
サイコロ振って自分のコマを全部相手より早くゴールに持って行ったプレイヤーが勝つ。サイコロの目が勝敗を分ける。ダイスの女神が微笑むのは、俺か、俺以外か…そんな感じの世界最古のすごろくである。
ルドー
インド生まれイギリス育ちのすごろくゲーム。サイコロをふって4つのコマをいち早くゴールさせたプレイヤーが1位となる。サイコロゲー。長期戦になることがあらかじめわかっていたからなのか、スキップボタンがある。ゲーム終了条件を全員順位確定にしてはならないゲーム。長引くし、運ゲー。ドヤ知識全部ゲットするまでプレイしたけど、やりたくない。多分、俺が1位になったら、二度とプレイしないと思う。
だが、それがいい。プレイヤーのコマをスタート地点に戻した時マジで気持ちいい。なんやかんや言ってVer.4.0を投稿した時点で俺は9回プレイして、1回も1位になったことがない。
ドミノ
ひとつずつ並べて、時には精神崩壊して、それでもやり続けて完成して、最後に全部倒すのが非常に爽快なアソビ…ではなく、本来のアソビかたの方。ドミノ牌をつなげてあらかじめ設定した点数を取ったプレイヤーが勝利する。5アップルールだと5の倍数でないと点数が取れないため多少の戦略が必要になるがかんたんルールだと点数をがっぽり稼ぐことができるが、かなり運要素が大きい。
ヨット
サイコロでやるポーカーアソビで、合計点が高いプレイヤーが勝利する。どの役を選ぶかが勝負の決め手となり、あえて点数の低い役を選ぶのも戦略となる。
あとは、ダイスの女神が微笑むかどうかである。
1ターン目で1番点数が高い『ヨット』という役ができてびっくりした。
これこそ圧勝ってやつ。
リバーシ
この神ゲーに収録されている二人零和有限確定完全情報ゲームの内のひとつ。お互いに四つ角を取ろうとしていつの間にかコマが十字に並んじゃうことが多々ある。そして俺はふつうCPUに勝てない(2020年7月23日時点)。
リバーシあるある:お互いが角を取ろうとしてコマが十字に並んじゃう。
麻雀
一度ルールを覚えたら一生遊べるボードゲーム。早く役を作って誰よりも高い点数を稼げば勝利する。役の数が多すぎると言っても過言ではないほど多いが(40もある)、この神ゲーではなんとLボタンでいつでも確認できるのだ。しかも牌デザインにユニバーサル版もあり、牌の種類が覚えやすい仕様になっている。ちなみに、麻雀牌のデザインはどう考えても任天堂が製造・販売している『役満 鳳凰』である。いつかユニバーサル版も発売しれくれないかな。
段階ごとにルールが覚えられる「おためし」モードの最終ステップクリア時におすすめしてくれる。
チェス
この神ゲーに収録されている二人零和有限確定完全情報ゲームの内のひとつ。先に相手のキングを完全に追い詰めた(チェックメイトした)プレイヤーが勝利する。仲間が敵に捕まったら一生豚箱に閉じ込められる。
チェスには、段階ごとにルールが覚えられる「おためし」モードがある。ポーンの動かし方を学ぶステップ1では相手のCPUのコマはキングと8人のポーンのみとなっていて、ナイトとビショップを動かしてみてそれらで相手のコマを2つ取るステップ2(油断して俺のポーンが相手に捕まってしまった)ではそれらに2人のナイトが加わり、チェックを目指すステップ3では相手CPUのルーク、ビショップ、ナイトが1人ずつ減った状態で戦うことになる。おためしとは言え、チェックを目指すとなると自ずと真剣勝負になるのが良い。将棋でこのモードに最初に触れたのだが、チェスにおいてもマジでストレスが溜まらない。超快適。無事ステップ4でチェックができると「おめでとう!これでチェスプレイヤーへの 第一歩だ!」と褒められる。その後「本当のチェスでは キングの逃げ道を ふさぐまでが 勝負だから 本番ではチェックメイトまで戦おう!」と言われる。終了したら対戦の様子を振り返る「感想戦」ができ、自分や相手がどんな手で進めてきたのかがわかる。そしてフィニッシュBGMがヴァイオリン中心のクラシックでやけに豪華。この神ゲーに収録されている51+1種の中で最もシャレオツ度が高いのでは。これのリアル版が欲しい。つまり、このデザインのマジのチェス盤とコマが欲しい。
超シャレオツチェス盤とコマが欲しい。
五目ならべ
この神ゲーに収録されている二人零和有限確定完全情報ゲームの内のひとつ。相手より早く自分の碁石を5つならべた者が勝利する。何故か俺はふつうCPUに秒で負ける。
将棋
この神ゲーに収録されている二人零和有限確定完全情報ゲームの内のひとつ。先に相手の王将を完全に追い詰めた棋士が勝利する。仲間が敵に捕まったら利用される。
この神ゲーに収録されている将棋にはチェスと同様に、段階ごとにルールが覚えられる「おためし」モードがある。ステップごとに難易度が少しずつ上り、何故か相手のCPUのコマは王将と9人の歩兵のみとなっていて、ストレスなく楽しむことができる。将棋には4つのステップがあり、ステップ4の内容は王手を決めること。無事成功すると「おめでとう!これで 君も棋士デビューだ!」と褒めてくれる。しかもステップ4ではクリアすると「感想戦」ができ、自分と相手がどのようにしてコマを動かしたのかを振り返ることができる。
そして、俺は前に将棋のコマデザインは2種類あることを述べ、最初から選択できるのか、それともある程度プレイしてから選べるようのなるのかのどちらかだろうと予想していたが、結果は前者だった。これは5五将棋も同様である。最初からだれでも将棋で遊べるようにしているとは…。任天堂、恐るべし。
プレイ開始前に選べる。
通常版とグローバル版でかなりコマの雰囲気が異なる。
5五将棋
Wikipedia曰く、どうぶつ将棋も数ある二人零和有限確定完全情報ゲームであるため、この5五将棋もそうであると考えられる。
ルールは普通の将棋と同じで、相手の王将を詰ませた棋士が勝利となる。マス目の数が小さいからといって、油断してはならない。ふつうCPUの場合も、つよいCPUと戦う場合も70手以上かかるし(俺調べ)、いつの間にか仲間が全部相手に捕まってしまうこともある。
油断してその結果負けた。
花札〜任天堂のルーツがわかるカードゲーム〜
花札とは、日本生まれの伝統的な絵合わせゲームで、神ゲー of 神ゲー、Game of the Card Games、そしてGame of Japanの異名を持つ(と俺は勝手に思っている)。このゲームの世界大会(ない、2017年の闘会議で巨大オフ会が開かれたくらいである)に出場したいレベルの楽しさ・面白さ・奥深さがあり、なんなら俺が主催したいレベルのゲーム性がある。
自分の手札で場札を相手より多く、レアで得点の高い出来役を完成させて点数を稼ぎ、合計点数が相手より多ければ勝利する。早く出来役が完成したら「こいこい」を宣言してゲーム(月)を続行出させることもできるが、相手が自分より早く出来役を完成させてしまったらそのゲーム(月)で稼いだ点数が全部水の泡となる。例えば、あなたがゲーム開始と同時に「花見で一杯」を完成させてこいこいを宣言し、「月見で一杯」や「三光」を狙っても、相手が先に「赤短」と「タネ」を完成させたらあなたは1点も得ることができず、得点の倍返しとなり相手が合計6点ではなく12点を得ることになる。
花札で勝つために必要なのは分析力と想像力とケツイなのだが、山札に積まれている札の出方を全部予想するのはあまりにも厳しいし、どうしても運が必要になってしまう。マンカラ、チェッカー、リバーシ、チェス、五目ならべ、将棋、5五将棋(多分)のような二人零和有限確定完全情報ゲームではないが、それでも分析力を想像力とケツイがレベルアップすれば、俺は何が起ころうが場札も山札も自分の意のままに操れると思う。
オンラインプレイに於ける花札のルールは三回戦(3月)=1試合で、花見で一杯と月見で一杯が有効となっている。スピーディな試合となっていて、繰り返しアソブにはちょうどいい長さである。ただ、三回戦(3月)しか行わないため2-1で勝利することもあり、こいこいを宣言する確率は通常のCPU戦より低くなってしまうが、それでも相手がどの場札を狙い、どの出来札を作成しようとしているのかを予想し、相手の狙いを崩せた時の快感は、俺がやばいCPUと十二回戦(12月)=1試合で対戦しているときとさほど変わらない。短かさ故に逆転の可能性が低くなってしまうが、それでも面白い。
ちなみに「五光」という名の最も点数が高い出来役があるのだが、ついに俺は44回目のプレイで完成させることができた。
いやマジで奇跡よ五光できるの。20点札という最も点数の高い札全部集めなきゃいけないし相手の手札に1枚でもあったらできないし場札にあっても取られたらおしまいだし。
五光を完成させるためには、四光か雨入り四光を完成させてこいこいを宣言し、残り1枚の20点札をゲットしなければならない。こいこいしなければ、完成させることができない。自分の手札に20点札全部あったとしても、山札からめくった札で場札の20点札が取れたとしても、どの道途中で相手に感づかられて、妨害される。つまり、クソムズイ。手札のみで三光ができたとしても、残り2枚の20点札は相手の手札の中にあるかもしれないし、手札が全部なくなるまでゲーム(月)を続行しても、山札から20点札が一切出てこない可能性もある。初代の難易度鬼畜なチャレンジモードでも『五光をつくれ』というものがあるが、相当な根気がないとクリアできない。
わかりみが深い。
また、ある程度花札をプレイするとクラブニンテンドー花札で遊べるようになる。かつて存在した会員制ポイントサービスの景品が令和の時代に復活するとは、思ってもいなかった。
「花札がマリオデザインになった!」というよりかは「クラブニンテンドー花札で遊べるようになった!」な気もするが、そもそもクラブニンテンドーの存在を知らない人もいると考えられるので、あながち間違ってはいない。
札タイプ:マリオ(クラブニンテンドー花札)
クラブニンテンドーのロゴが描かれている12月のカス札が手札にあるとテンション上がっちゃう。
札タイプを変更したら花札リストと役リストの札のデザインもちゃんと変更される。
花札以外のカードゲーム〜やっぱ楽しい〜
任天堂曰く、『トランプは、世代を超えて愛される永遠のコミュニケーションツール』である。この神ゲーに収録されているカードゲームは、花札とラストカード(UNO)を除いて全てトランプゲームである。使用されているトランプは任天堂が実際に製造・販売しているNAP 600のナップ 622のカラー:赤である(現在の在庫状況は不明。製造が止まっている可能性もある)。
このWebページで見るナップ 622(上のスクリーンショットの方)よりもこの神ゲーで使用されているナップ 622(神経衰弱の遊び方ムービーのサムネイルの方)の方が色が濃いが全く同じデザインである。しかもある程度トランプゲームをプレイすればマリオトランプNAP-02(スタンダード)でも遊べる。任天堂IP王者の実在するトランプ製品にNintendo Switchを通して触れられる…、それが世界のアソビ大全51という名の神ゲーである。
このトランプは運が良ければヤマシロヤという上野のおもちゃ屋さんで買える…
かもしれない。
テキサスポーカー
何故このゲームの日本語名が「テキサスホールデム」ではなく「テキサスポーカー」なのかがまじでわからない。オランダ語では"Poker"で、繁体字中国語では「德州撲克」となっていて、簡体字中国語では「德州扑克」として収録されているが(德州/德州は中国語でテキサスを、撲克/扑克はポーカーを意味し、德州撲克/德州扑克でテキサスホールデムとなる)、それら以外の言語では多少の表記の違いはあるものの"Texas Hold'em"となっているし、このゲームが初登場した「Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全」ではちゃんと日本語名が「テキサスホールデム(Texas Hold'Em)」なっているのに、何故。遊び方ムービー曰く、ポーカーは欧米で最もポピュラーな遊び方らしいが、何故。
場のカードと自分の2枚ある手札を組み合わせて最も強い役を作ったプレイヤーが、全プレイヤーが賭けたチップを総取りすることができる。最終ラウンド終了の時に最もチップを持っているプレイヤーが1位となる。手札交換ができないのがもどかしいが、強い役が出来た時は「よおおおおっし!!」って叫びたくなる。
これはでかい稼ぎになった。
ブラックジャック
医者ではなくカジノゲームの方のブラックジャック。ディーラーとの勝負でもあり、プレイヤー同士での勝負でもある。
カードが配られる前にチップを賭け、手札がディーラーより21に近い、もしくは21ピッタリだと、賭けたチップが倍になって帰ってくる。ディーラーと同じだと、賭けたチップがそのまんま帰ってきて、手札がディーラーより21から離れている、または21を超えた場合は賭けたチップが没収される。最終ラウンドが終了した地点で、最も所有するチップが多いプレイヤーが1位となる。どれだけのチップをかけるかで、そのプレイヤーの性格がわかるかもしれない。
ラストカード
この神ゲー内のUNO。どう考えてもUNO。時間がものすごくかかることがあるので、ゲーム終了条件を全員順位確定にしてはならないカードゲーム。初代にもこれに似たトランプゲーム(ページワンとアメリカンページワン)が収録されているが、ついにこの神ゲーでオリジナルカードゲームと化した。
ルールはシンプル。手札を全部なくすこと。一度に出せるカードは1枚だけなので、同じ数字のカードを全部一気に出したくなることがある。隣のプレイヤーにカードを引かせるドロー2やドロー3は連鎖することもあり、一気に8枚引かされることもあり得るため、持ってないと地獄を見ることになる。やっぱりこのカードゲームはUNOである。
カードに書かれている数字のフォントは良いし、トランプのマーク(スートともいう)が描かれているのおしゃれだけど、結局やることはUNOと変わりない。
大富豪
3が最も弱く、2が最強で、ジョーカーはによりも強いが、スペードの3には弱い。この神ゲー内では、最終ラウンドで1位になったやつが1位になる。だからと言って序盤中盤ラウンドでだらけてはならない。1位と4位、2位と3位との間で行われるカード交換で想定していた戦略を変更しなければならないからである。
自分の手札をなくしていくゲームなのだが、同じ数字のカードを出すと「革命」が起きて、カードの強さが逆転する。そのため、カード交換の時に3などの弱いカードばかりを渡したら、受け取った相手が革命を起こして1位になることもあり得るので、カード交換の時はできるだけ違う数字のカードを渡す必要がある。
オンラインで最初から飛ばしすぎると大体の場合は、前のラウンドで1位になっても他のプレイヤーが1位になって、自分は4位となるる都落ちとなり、その後も1位になれない。だからと言ってダラダラしていると4位続きになってしまう。緊張感と戦略がないと、このゲームで1位になれない。
この時は比較的惜しかったと思う。
最初飛ばしすぎて結果都落ちして、なんとか3位になったけど、悔しい。嗚呼悔しい。
ツイートしたけどこの大富豪のリザルト、すごくない?5連続1位よ。
7ならべ
7から順番にカードを並べていき、最も早く手札をなくしたプレイヤーが1位となる。6と8をめっちゃ持っているプレイヤーの勝率は非常に高い。オンラインではパスゲーになりがち。
たこやき
相手より先に自分の場にあるカードを10枚すべてをめくったら勝つ。この神ゲーに収録されている運ゲーの内のひとつ。引き分けも、どちらかが10枚めくり切らずにゲームが終了することもあり得る。カードをめくった時にラッセルさんがなんか言ってるし、全部めくったらリタちゃんが非常に尊い声で「いっただっきま〜す!」って言う。BGMが完全に日本の夏祭りの盆踊りでカードをめくったときのSE本物すぎてものすごくプレイヤーのお腹を空かせるし、任天堂さん、何故このゲームを収録したんですか。
スピード
ProコンやJoy-Con操作によるプレイをオススメできないカードゲーム。ひとつの誤操作で大きな差が開いてしまうので、瞬発力と正確性がこのゲームで重要となる。
場にあるトランプとつながる数字のトランプを素早く出していき、相手より早く自分の手札をなくせば勝利する。あと少しで相手に勝てたのに勝てなかった時の悔しさは尋常じゃない。
神経衰弱
ただただ記憶力が必要なカードゲーム。相手より多くのペアを作れば勝利する。使用されるカードの枚数は20枚なので引き分けもあり得る。このゲームをある程度プレイするとマリオデザインのカードで遊ぶことができるが、枚数が20枚だからなのかトランプではない。
こんなことも起きる。
まさかの正方形絵合わせカード。デザインもかなり凝ってる。
ぶたのしっぽ
ペナルティカードを有効にすると少しは戦略が必要になるが、基本的に運ゲーである。一休さんや七五三に似ていて、同じマーク(スート)のカードを引いてしまうと馬のカードを全部押し付けられてしまう。
戦争
運ゲー。やっていて俺は思った。まじで運ゲー。それ以上でもそれ以下でもない。お互いにカードを出し合って大きい数字を出したプレイヤーがカードを獲る。相手より獲ったカードの枚数が多ければ勝利する。エースが一番強い。
スポーツゲーム〜何だか懐かしい〜
Wii SportsシリーズのボウリングがそのまんまNintendo Switchで遊べたり、トイテニスの効果音がWii Sportsシリーズの効果音と同じだったり、もしくは進化しちゃってたり…、この神ゲーに収録されているスポーツゲームには懐かしさと進化を感じる。
トイテニス
ボールを打ち合って、先に設定したゲーム数で勝てば勝利する。ボールを打ち返す音がやけにリアルで、Wii Sportsシリーズのテニスを思い出す。
トイベースボール
ルールは通常の野球と何ら変わりない。得点を相手より稼いだプレイヤーが勝利する。トイらしさが可愛らしい。
トイボクシング
パンチ!パンチ!で相手倒したボクサーが勝つ。時間制限による判定勝ちもあり、タイムアップ時に少しでも相手より押し込まなければならない。ふつうCPUにはパンチのみでも勝てるが、すごいCPU相手だと判定で勝利することが多くなる。やばいCPU相手だとギリギリ勝利することがザラにある。
トイサッカー
ボールをゴールに入れて相手より多く点を取ったプレイヤーが勝利する。ハーフタイムもある。俺的負けたらすごく悔しいスポーツゲーム第1位。
トイカーリング
ストーンを投げて最後に真ん中の的(ハウス)に近かったプレイヤーが勝つ。まさかだけどこのフィールド、本物の氷を使ってんのか?すげー寒そうなフィールドなんだけど。
ボウリング
初代からめっちゃ進化したゲームのうちのひとつ。バンパーの有無が選べる。強くJoy-Conを振りすぎると注意喚起が出る。Proコンで遊べない。
ダーツ
初代からめっちゃ進化したゲームのうちのひとつ。このゲームもなかなかシャレオツ度が高い。Joy-Con操作に慣れてないとアウトを連発し、ふつうCPUに大差で負ける。このゲームもボウリングと同様に、強くJoy-Conを振りすぎると注意喚起が出る。Proコンで遊べない。
ビリヤード
おはじきからめっちゃ進化したゲームのうちのひとつ。最もよく遊ばれているであろう9ボールはもちろん、かんたんルールというものも8ボールという遊び方も、この神ゲーに存在する。9ボールの勝利条件は、順番にボールを落として行き、9番ボールを落とすこと。簡単ルールの場合、相手より先に5コボールを落とせば勝利する。8ボールの場合、1から7までのローボールか9から16までのハイボール(酒ではない)を7つ落とし、先に8ボールを落としたプレイヤーが勝利する。
このゲームをプレイして思ったことは「ちゃんと物理勉強すればよかった。入射角と反射角の知識生かせるじゃん。」である。
エアホッケー
相手より先に、あらかじめ決めておいた点数を得たプレイヤーが勝利する。ゲームセンターの定番ゲーがいつでもどこでも誰とでも、もちろんぼっちでもできちゃう。
ゴルフ
おはじきからめっちゃ進化したゲームのうちのひとつ。ぼっちだと勝負もクソもなくどこまで己の記録を伸ばすことができるかどうかになる。初代とは違って、風も影響してくる。No.9のホールの難易度がドチャクソ高い。
バラエティゲーム〜キャロムは、ボドゲ…じゃね…?〜
Wii Partyでプレイしたことのあるゲームや別ゲーがやってきたぞ!!感のあるゲームもこの神ゲーに収録されている。そして、俺は思う。
キャロムはボドゲじゃね?
的あて
3ラウンド終了したときに最も得点が高いプレイヤーが勝利するのだが、1人プレイでは勝ち負けがなく、どこまで己の腕を磨けるかが鍵となる。俺が初めて遊んだ時、結果は合計213点となったが、ランクは星2つだった。Proコンで遊んだが、やり辛い。Wii Partyの時と同じようにJoy-Conでアソブことを推奨する。
このゲームには時折、UFOや電車が現れる。前者は完全にWii Partyの『UFOカメラマン』に登場したUFOに類似していて、後者はヨーロッパで良く見かける列車感がある。俺はどっちもしゅき。
キャロム
ビリヤードの原点が、これらしい。何故このゲームがバラエティゲームに分類されているのかがわからない(Wikipediaではボードゲームとして紹介されている)。相手より先に自分のコインを全部落としたプレイヤーが勝利する。クイーンという名のコインを落として、その後自分のコインを落とさなければならない『クイーンポケット』を決めずに勝利することを推奨する。
6ボールパズル
落ちものパズルゲー。「別ゲーがやってきたぞ!」感が丸出しであるが、BGMも背景も、同じ色のボールが6つ繋がって消える演出も、非常に綺麗。テトリスの神として知られているあめみやたいようさんがこのゲームをプレイしたら、勝率は100%になるだろう。
テトリスの神によるテトリス99の1vs98対戦。98人が束になって戦っても神に勝てない。
VSタンク
3つのステージからひとつを選び、相手の戦車を破壊した回数が多いプレイヤーが勝利する。時間制限があり、結果が引き分けになることもある。
1回相手の戦車を破壊したら後は逃げまくるのも戦略。
協力タンク
制限時間内に敵を仲間と共にすべてたおす協力ゲーム…なのだがぼっちである俺はたった1人で戦わなければならない。ステージ1を初見プレイした時はあと1体が倒せず、失敗した。そこで得た勝つコツは、無駄に動かずフライショットをぶちかますこと。ステージ3にはボス戦車が登場するため、難易度が篦棒に高い。この神ゲーに収録されている俺的友情崩壊ゲー。
このゲームはNintendo Switchを最大4台まで並べて遊ぶことができる。それについての紹介映像で登場する少年のアルバートくん(多分CV:高山みなみさんかなと思っていたがスタッフクレジット見て違っていたことが判明した)が司令官として指揮をとり仲間と敵を殲滅しようとする姿がかわいい。
フィッシング
魚と水と自然の描写がものすごくリアル。この神ゲーの開発者はNintendo Laboかあつまれ どうぶつの森(以下、あつ森)の開発者からデータを借りたに違いない。釣り上げた魚の操総重量で勝敗が決まるが、ぼっちだと気楽にのんびり釣りを楽しめる。3分フィッシングというモードがあるが、その名の通り3分以内でどれだけ魚が釣れるかのどうかモードである。なんだこの3分クッキングのノリは、好きだわ。そして、Proコンで遊べない。
あのテーマ曲が流れそうな名前である。
初めてにしてはなかなか釣れた方だと思う。そして金のニシキゴイとは()。
スロットカー
相手より先にあらかじめ定めておいた周回数を走り切れば勝利する。アクセルのみのカーレースで油断しているとコースアウトが多発する。一度コースアウトすると、相手との差が埋めにくくなる。
CPUがコースアウトすることは絶対にない…。
1人専用ゲームとピアノ〜ぼっちプレイに打って付け〜
TVモードで遊ぶのもよし。携帯モードで遊ぶのもよし。
…ピアノはTVモードで遊ぶと悲しいことになるけど。
スライドパズル
パネルをスライドして、おもちゃのカメの進む道を作り全ての宝石をゲットすれば成功となる。何故か俺は秒で失敗する。カメが可愛い。そしてウサギでも遊べるとは、思ってもいなかった。
麻雀ソリティア
同じ柄の麻雀牌を取っていくゲーム。ステージ数が初級と中級と上級でそれぞれ20ステージ、合計60ステージあるなんて、聞いてない。しかも、麻雀牌の並びがどっかで見たことのあるゲーム内アイテムや戦闘機や建物ばっかで、麻雀牌に触れる音がモノホンに近くて、クリアBGMがいかにも中国の音楽の感じがして…、さては任天堂社員、昼休みに麻雀でなんか作ってるな?
ゲームキューブのロゴにしか見えない。
クロンダイク
1人アソビの定番、それがクロンダイクである。クロンダイクでググるとなんとまじでアソベちゃうしWindowsのPCにはあらかじめインストールされていることが多いが、ぬるい。無料で、Googleに至っては広告もなく遊べるが、画面小さいしマウスやトラックパッドでやるにしてもなんかやり辛い。スマートフォン用の無料アプリでやったとしても、広告がかなりうざい。
だがしかし、この神ゲーに収録されているクロンダイクはボタン操作でも、タッチパネルでも遊べるし、マリオトランプNAP-02(スタンダード)でも遊べる。史上最高のクロンダイクはNintendo Switchで、この神ゲーで遊べるのだ。
スパイダー
「マークと数字をそろえる 1人遊びの決定版」という説明には「…うん」としか言いようが無い。初級と中級はまだマシだが、上級をクリアするには相当の根気が必要になる。ちなみに俺はVer.4.0投稿時点で、未だに1回も上級をクリアしたことがない。
ピアノ
Nintendo Switchを持ち寄れば、本格的な演奏会ができる。繋げかた次第では電子オルガンにもなるので、これがきっかけで音楽に目覚める人もいるのかもしれない。Joy-Con(R)でも楽器の演奏ができ、ボタンで切り替えができる。Aボタンでタンバリン、Bボタンでドラム、Xボタンでマラカス、そしてYボタンでカスタネットになる。携帯モードかテーブルモードで気分転換するのには最適だが、TVモードで、大画面で、Nintendo Switch Proコントローラーで、ピアノが弾けない。ただただピアノの鍵盤を長寝ることしかできない。加えて、いつでも、どこでも、だれとでも、Joy-Con(L)は必要とされない…。ピアノは、ぼっちの俺には最も向いていない闇のアソビ…かもしれない。
まとめ〜Game of 2020〜
51+1種類のゲームが収録されていて、全部面白くて、それでいてお値段が税込4378円というコスパの良さレベルがカンストしていて、デザインやクオリティやアシストが神すぎて、収録されているボードゲームが全部実物として販売されるかマイニンテンドーのポイントで交換でゲット出来たらなと思っちゃうくらい、いやそれ以上にこの世界のアソビ大全51は神ゲー。今年のGame of the Yearはこれで確定。
クレジット表記〜というよりか参考元表記〜
世界のアソビ大全51という名の神ゲー
任天堂によるトランプや花札などについての紹介ページ
Wikipedia記事『二人零和有限確定完全情報ゲーム』
Wikipedia記事『四目並べ』
Wikipedia記事『カロム(キャロムのことです)』
株式会社ハナヤマによる『マグネチック キングダイヤモンド』紹介ページ
スペシャルサンクス〜全関係者に感激・感謝〜
任天堂:この神ゲーを開発・発売・販売した京都の恐ろしい娯楽の会社。あつ森とStay Home需要で株価が爆上がりしている。
アジェンダ:初代を開発した北海道の会社。初代以外にもいろいろ開発していた。今は旅行業界向けのシステム開発が主力。
がっとれーさん:花札「大統領」が大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALに参戦!!することをガチで予想したゲーム実況者兼Nintendo Direct実況者。最近、ゼルダ史(ハイラル史ともいう)についての解説動画をアップした。
花札「大統領」は最後の追加DLCファイターとして参戦!!してほしい。
めっちゃ予備校の講師っぽい。
ト部ウリアさん:初代のゆっくり実況動画を上げてからめっちゃ伸びているゆっくり実況者。収録ゲーム解説動画全部わかりやすいし面白い。
全てはここから始まった。
全てのゲームについて解説プレイしてくれる。順次公開予定。
ルル=ルチカさん:Ver.2.0をTwitterでシェアしてくれたVTuber。ディズニー ツイステッドワンダーランドも東映特撮も好き。これほど俺の好きなものが一致するVTuberはいないと思う。
このツイート見た瞬間の俺の衝撃、半端なかった。
シンさん:この神ゲーの花札20先勝実況が面白いゲーム実況者。「酒ェ、酒ェ、酒ェェェェェェェェ!!」
「酒!飲まずにはいられない」
ジニさん:この神ゲーについてのnote記事を書いたゲームジャーナリスト。神記事ありがとうございます。
タイトルの通りである。マジでこの神ゲーを買ってほしい。
このnote記事を読んでくれたあなた:このnoteを読んでくれて、本当にありがとうございます。これが初めてなあなたにも、Ver.1.0やVer.2.0、Ver.3.0を読んでこのVer.4.0を飛んでくれたあなたにも、ありがとうございます。いいねしてくれたあなたにも、SNSでシェアしてくれたあなたにも、ありがとうございます。
これまでに投稿した「世界のアソビ大全が神ゲーであることを俺は全力で主張したい」はこちらから読むことができます。
Ver.1.0↓
Ver.2.0↓
Ver.3.0↓
最後にもう一度、このnoteを読んでくれて、ありがとうございます。