[自己紹介] 人生舐め腐った凡人がアマゾネスになり今も闘い続ける理由
こんにちは。
いつもTwitterで喋り散らかしているともごんと申します。
私はしゃべるのが大好きなので、ここで思う存分自分の好きなことを喋り散らかそうと思ってます。
喋りまくるにあたり、長くなりますが、私の自己紹介を先にしておこうと思い立ちました。
私はドイツ人の夫と7年前に結婚し、それをきっかけに海外に出てきました。月並みですが、人生の計画外もいいとこで、完全なる予想外。
元々典型的サラリーマン家庭に育った私は、堅実にど庶民の王道を歩んでおり、日本の大企業に勤めれば一生安泰と言う、人生なめ腐ったポリシーのもと生きてきました。
まぁ、勉強もできなくは無いけど、突き抜けてできるわけでもなく、そこそこ路線をたどってきたわけです。もっと突っ込んで言うと、偏差値57の女、て感じですね。それくらいなら常にパフォーマンス出せるけど、偏差値67以上になってくると1年間の努力が限界。
そんな私ですが、日本の大学院でダラダラしていた時、理化学研究所からの奨学金で、ドイツの大学でコンピューターシミュレーションを英語で半年勉強できると言う機会をもらったのです。
まぁ、そこで夫と出会ったのが、運の尽きというか運命の始まりというか。まぁしかしそれは運命の始まりとしましょう。
しかし、それぐらいでは私の盤石な人生安泰プランはゆるがないので、半年の留学後、かねてから予定していた大企業人生安泰プランをちゃっちゃと選択したんですよね。就活も新卒なので無双できました。はい、私はプレゼンも大層上手なのです。まぁ、そこでもしょうもない女のままでした。
それでも夫との付き合いは続き6年後にゴタゴタしたのち結婚したんです。
国内で大企業のダラダラサラリーマンとして生きる気満々だった私は、劇的に人生の方向転換を迫られることになったのです。
庶民の王道として、生きる道からの脱線です。
海外で生きるということは、自分が勤めていた大企業のブランドも使うことができませんし、今までの「人生安泰のお墨付き!」のラベルがベリベリと剥がされた瞬間でした。
自分の生身の価値がむき出しになるわけです。しかも、パッケージもラッピングもない、むき出しの状態で、屋台に並んだも同然です。
私の人生のポリシー、ナメ腐っていたので、そもそも生身の価値もへったくれもありませんでしたけど。
私は、キプロスでむき出しの状態にされ、得体も知れないアジア女として自分がジャッジされるようになり、大変ダメージを受けました。
自分の価値とは、と考え直す日々。
結婚して6年弱キプロスで暮らしましたが、この時に、試行錯誤の一環としてMBAも英語でとりました。ここでとんでもないカルチャーギャップや、また自分の市場価値、どうやったら周りに受け入れてもらえるか、グッサグッサと周囲にやられトラブルに巻き込まれるうちに、「日本での舐め腐ったポリシーのままだと自分が潰されてしまう。自分が生き抜くために変わらなきゃ!」て思うようになったんですよね。
このキプロスの6年間の生活で、私の価値観はがらりと変わり、常に戦い続けるアマゾネスのような激強の圧強めマザーに変貌しました。
私がこのノートで喋り散らそうと思った理由は、いつか誰かが私のようにふとした拍子に心の準備も何もないままふらっと舐め腐ったまま海外に出てくることになっちゃった人へ向けて、自分の悩みや経験の体当たりレポートをしていきたいと思ったからです。
読んでくれた人が、私だったらこうはしないな、と思ったとしても、そういうケーススタディーを提供できただけで、まぁ何らかの参考になったと言い換えることもできます。
まぁ正直、外国籍の人と結婚した人なんていっぱいいるし、私のケースも珍しくもなんともないんですけど。
いくつか特殊だと言えるのは、私たちの結婚生活がお互いの国の日本でも、ドイツでもない、それよりもはるかに給料の安いキプロスと言う国でスタートし6年近くそこにいたこと。
それから、夫が研究者ということ。私も結婚するまで知りませんでしたが、研究者って基本的に貧乏なんですよ。頭はとんでもなく良いけれど、それが金銭に結びつかない。
もしこれを読んでいるあなたが研究者だったり、その家族だったら笑ってうんうんと頷いてくれると信じてますよ!!
だけど、研究者は給料が安いけど、職業としては超人気の職業。日本だってたくさんいるポスドクが問題になってますよね。研究者が自分のキャリアを頑張りたければ、国をまたいで、海外に行くことも往々にしてあるわけです。
そのために、研究者の配偶者は、住む地域どころが住む国を選ぶことができないにもかかわらず、家族のために経済的に支え働くことが往々にして求めらる、スーパーハードモードに突入することがあります。
そのため、私もキプロスで必死で働きました。詳細は別記事を読んでみてください!
まぁ、すったもんだの末にドイツに去年引っ越してきたんですけど。そうそう、もう一つの特徴は、私が、かなりの田舎住まいということです。
住んでいる街は、日本人がいることにはいますが、通りで見つけると言うような事はほぼありません。駐在さんも、もちろんただの1人もいません。
この田舎で、どうやって仕事を見つけるかと言うのは、私のとても大きテーマです。
い、お金のためだけに家族を支えるためだけに働くのではなく、自分のためにも働きたいと思っています。
だけど経済的な自立も容易ではありません。
外国語学習もそうですし、海外での経済的自立もそうですが、ある程度負荷がかかるうえにとてもセンシティブな話題ですよね。
大体楽しくとんとん拍子に全部行きました!って言うケースは稀で、特に就職活動については地獄の行進というイメージすらあります。
でも、センシティブでめんどくさい話題だからこそ、書く価値がありそうです。
経済的自立は、私がTwitterに投稿するたびに炎上していたような気がします。
私自身は、日本で理系の大学院を出ていること、キプロスで、さらにMBAを取ったことに関してはプライドがあるから、全く無関係のもっと突っ込んで言えば、学歴不問の仕事は嫌なわけです。ええ、Twitterで「お高くとまった学歴に縋りついてる哀れな女」て言われたあれですね。ええ、その通り!
その上、2度にわたる出産、ドイツ語学習に1年半かけたことで、職歴自体はそう長くもありませんし、経験値も豊富とは言えません。
私のこのプライドと経歴と田舎住まいと言うことと、仕事を探していることをミックスすると、まぁびっくりする位簡単にTwitter上するんですよねー。
専業主婦を馬鹿にしているとか、ウェイトレスの職業を見下してるとか、田舎暮らしのくせに学歴に縋り付いて仕事を選ぼうとしてて哀れとか、プライドばかり高くて使えないとか、360度多角的なバリエーションに富むご批判をいただきました。
しかし、私は私の道をいきます。
ほら坂本龍馬も言ってるじゃないですか。
「我が成す事は我のみぞ知る」
でも、そうやって炎上している一方で、たくさんの人が私のことを気にかけてくれ、仕事探しの助言をくれて、本当に有難いと思っています。
語学の試験が一区切りついた今、それを実践していくべき時が来ていますね。
私には諦めると言う選択肢が残されていません。なぜなら、今の生活はキプロスでの死ぬ気の共働きで作り上げたなけなしの貯金を切り崩すことで成り立っており、もう時間のリミットも見えています。
私には顔が好みで穏やかで知的で自分にとことん尽くしてくれる、尊敬できる夫と結婚した代償を常に!!支払う必要があるんです。
好の住む国も、地域も言語も一切選べないまま、経済的に家族に貢献すると言うミッションです。
そんなこんなで私の体当たりの日々のレポートを楽しんでもらえれば嬉しいです。