【冬】ヒートショックにご注意を
みなさん、こんにちは。
前回更新宣言をしたので週1くらいのペースで投稿できたらと思います!
雪への備えは、今週のラジオ特番でお話をするので、
放送後に改めて記事にまとめますね。
今回は12月8日(金)
エフエム山陰のラジオの防災コーナーで紹介した
ヒートショックについてです。
ヒートショックに気を付けて
ヒートショックとは
ヒートショックとは、温かい部屋から寒い部屋に移動したときの
急激な気温の変化によって、血圧が大きく変動し、
脳卒中や心筋梗塞などの疾患が起こることいいます。
特に冬場は家の中でも部屋の移動で寒暖差が大きくなるので
注意が必要なんです。
その中でも特に、入浴の時は注意が必要です。
温かい部屋から、気温の低い脱衣所・浴室内に入ると、血圧が上昇。
その後、温かいお湯に入ると、今度は血圧が低下します。
寒い脱衣所に戻るとまた血圧が上昇。
このように血圧の変化が大きくなるので、
ヒートショックが発生しやすくなるんです。
高齢者や高血圧の方は特に注意が必要です。
ヒートショックを防ぐには
・1つ目は、脱衣所や浴室を温めておくことです。
暖かいリビングなどから移動した際の温度変化を減らすために、
脱衣所には暖房器具などを置いて温める。
浴室はシャワーやお風呂のふたをあけて全体を
温めてから入浴してください。
・2つ目は、熱いお湯に長時間つからないことです。
熱いお湯だと体に負担がかかるので、39度から40度くらいの
お湯につかるといいそうです。
(冬ってついつい設定温度あげたくなりますよね。)
・3つ目は、食事、飲酒の直後の入浴はしないことです。
食事や飲酒の直後は血圧が下がりやすくなるため、
直後の入浴は冷えてください。
ヒートショックの症状がでたら
ご家族がお風呂の中で気を失っていたら、まずお湯を抜いて、
引き上げてください。
呼び掛けても意識がない、呼吸が弱い場合は迷わず救急車を
呼ぶようにしてください。
私も実家には100歳の祖母がいます。
お風呂に入るときは、両親が気にかけていて、
いつもより長いときは声をかけるようにしています。
日ごろから家族で声を掛け合う、お互いを気遣うことが
安全に過ごすために一番大事なことかもしれませんね。
これから冬本番です。
元気に冬を乗り切りましょうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?