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山陰の雪、3か月予報

こんにちは。
フリーアナウンサーで防災士の
小笠原知恵です!

久しぶりの更新になってしまいました。
すみません。
変わらず、地元ラジオ局で防災のコーナーを
担当させてもらっています!

さて、昨日は松江地方気象台で行われた
日本防災士会 島根県支部、松江地方気象台、JAF島根ロードサービスの
3者合同の大雪を想定した実演講習会に参加してきました。
そこで伺った内容をご紹介します。


山陰の雪、3カ月予報について

エルニーニョ現象!今後の予想について

今年の春からエルニーニョ現象が続いていて
今後来年の春にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高いとのこと。

そもそも、エルニーニョ現象は天候へどんな影響があるのか。
「冬季は、西高東低の気圧配置が弱まり、
 気温が高くなる傾向があるとのこと。」

気になる今年の雪!3カ月予報をチェック!

広島地方気象台発表の3カ月予報によると、

12月 山陰では冬型の気圧配置が弱いため、
    平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。
 1月 山陰では冬型の気圧配置が弱いため、
    平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。
 2月 山陰では冬型の気圧配置が弱いため、
    平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。

3カ月とも、降雪量は少ないという予報!

暖冬だから大雪の心配なし!?


暖冬傾向にあるとはいえ、気圧配置によっては
大雪がドカッと!降ることも考えられます。

特に、日本海寒気団収束帯(JPCZ)には注意が必要です。


日本海寒気団収束帯(JPCZ)とは?

大雪の時にニュースで聞く「JPCZ」。
これは、冬型の気圧配置となったときに、
朝鮮半島北部にある白頭山周辺の山脈によって分流された風が、
風下である日本海で再び合流し形成されるものです。
このJPCZによって発達した雪雲が作られてしまうため
大雪となることがあるんです。
特にJPCZが中国地方に停滞すると記録的な大雪になることがあるので
注意が必要です。

2023年1月の松江市の雪!山陰も積もります!

まとめ

暖冬だからといって油断せずに家庭でできる備えをしておきましょう!

読んでくださる誰かに届きますように。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


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