駄文の1
生来の飽き性で、いろんな事を広く浅く齧ってきた。
ゲームを趣味としているが、子供のころから遊んでるというだけで、特に上手いわけでもなんでもない。ただ、知識だけはあるつもりだ。
今は亡き、新星社のゲーメスト。創刊からずっと読み続けていた。と言っても、廃刊少し前で買うのをやめてしまったが。今思うと、あれが廃刊への第一歩だったんじゃないかなぁ。そんな訳あるかよ。
漫画読むのも好きだけど、世間の本道とは離れた作品ばかり読んでいた気がする。本道も好きだけど。
一時期は、なんか「それっぽい」絵があると興味が出て、買い始める感じだった。ただのエロガキとも言うが。なんだかんだでストーリーが面白くて買い続けた、伊藤明弘氏の漫画とかは、そのいい例。
文章を書くことが、ある意味一番長く続いている(いや、ゲームが一番長いけど、趣味っていうより生活の一部なので除外)趣味と言えるかな。
小学生のころから「降りてくる」感覚を持っていて、作文の授業や読書感想文は、ある程度まで何も書けずにぼけーっとしていた。小学校の授業が45分だったころで(今どうなんだ?独身には知る由もなし)、30分くらい止まっている子だった。先生もやきもきしてたんだろうなあ。
それが、「降りてきた」瞬間に、400字詰め原稿用紙2枚に、尺も良く書き上げられて、尚且つクラスの中でも早い方の書きあがりだった。
クラスの人(と書きたくなる気持ちは、またいずれ気が向いたら)は不思議がっていたが、一番不思議なのは本人だ。だって、原稿用紙にうっすら文字が浮かんで、それをなぞるだけなんだもの。それで終わりだと思えば、さっさと書いてしまうよね。そりゃ早いよね。
で、中学生になって、ドラクエの二次小説を書くようになったんだった。ノートにちまちまちまちま書いていっては、ある程度書けると、クラスの人に押し付けて感想を強要するっていう……あれ、昔から変わってないな、自分。
まあ、自己満足の得体のしれない文章は完結せず、いつのまにかそのノート捨てたんだろうなあ。恥ずかしくなって。
同人誌を出してた頃もあった。
そもそもの始まりは、KANONってゲームだった。ゲーセン仲間に勧められて、1ルート攻略したのが運の尽きだった。ドはまりってレベルではないぐらいはまって、二次創作を携帯ホームページで公開し始めて、とあるサークルに誘われて文章を寄稿して、自分でも作り始めて……と。
文章メインの同人誌って、売れないんだなあって思い知ったのもその頃でした。
で、同人誌に携わるのをやめて、個人ホームページで小説もどきを公開してて、伺かを知ったんだった。
それまではPCスペックの問題で起動できなかったのが、作業しながら起動できるくらいのPCを買ったのがきっかけで導入。それから10年ちょっとも更新とかしてたんだから、よくもまあ。いろいろトラブルに巻き込まれたけど、その頃の友人は未だに交流があるんだから(あるかな?あるよね?)、ありがたいことです。
で、割とあの頃よりも歳を重ねて。
ツイッターとかで呟く回数も減って、自分が自分を吐き出す場所が欲しくなったので、こうして駄文を連ねてみようかと思う。「飽き性」という予防線も張ってあるし、書く内容の方向性も、多分スマホゲームだったり百均パトロールだったり定まらないだろうし、今更自分の文章を読んでくれる人がいるのかどうかも分らんけども、それでも「アホやなあ」と眺めてくれる人がいればいいかな、と思っている。
ともあれ、お付き合いいただけたら嬉しいです。宜しくお願いします。
初秋、煮詰まった仕事の合間に。
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