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akari

蝦名摩守俊さん
solo concert 2022 AKARIに行ってきました。

会場は札幌交流プラザのスタジオで、200名ほど座れる小型ホールのような場所。
そこには、 絨毯の上にマイクスタンド、機材、そしてひとつのルームランプ。

いたってシンプルなステージにも、
灯りがひとつという、 とても意味があり拘りがあることがわかる。

会場の灯りが 全て消える。
そして 一人、 ステージの袖から出てくる蝦名さん。
真っ暗な中、 まっすぐスポットライトを浴びていて、
その空間に、自分と蝦名さんしかいないんじゃないかと思わせてくれる
これも 音楽に全身で集中できる最高の演出であった。

月の詩
シチリアの夢
プロムナード
ゆれる夜風、ひたる三日月
朝日のあたる街角で
SEED
bird
僕と君の世界
Passing time
同じ空を見上げてる
10月のベンチでパパは言う
夢見列車
Lily of the Valley
カルマ
grow up!!

(曲順はバラバラ)
ほとんどのアルバムからの総集編のような
この日のために何度も試行錯誤してきたレコーディング作業と並行して、 悩んだセットリスト、新曲への想い、
そして曲間の、少しずつリラックスしていくMC。

ゆっくり時が過ぎ、 ゆっくり音楽が体に沁み込み、
これ以上、こんな贅沢で、視界にはステージしかなくて、
静かで、深い時間を過ごすことがなかった。
数年前の冬、 釧路でのライブで、
「映画を見ているような感覚だった」と思うライブがあって、
その感情をまた大きく上回る、 非常に心地の良いライブだった。

このライブをやろうと思ったきっかけや、3年ぶりの自主企画の話など、 色々な話を聞くことができて、本当に最高の時間を過ごすことができたのだが、 それ以上に、JAMUSICAにて行われたバンドライブの記憶も鮮明に残っている。
躍動感、迫力、立ち上がりたくなるような会場の熱気。
2つの蝦名さんの世界を堪能できた年となった。

ライブも、リリースもずっとずっと音楽を届けてくれる蝦名さんが
本当にステキだし、これからも頑張りますって言って、私たちファンを勇気付けてくれるところが本当に大好きなので、 ずっと応援し続けたいと思います。。。

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