台湾に生かされている私の話(ライブハウスと朋友)
私は台湾に朋友(台湾華語では、友達を朋友と表します)が沢山います。
数にして、多分、30名ぐらい。
ちなみに、私は決して友達が多いタイプではない。
人気者でもないし、学生時代は「変わり者」の烙印を押され、スクールカーストの三角形の中にさえ入れてもらえなかった。
大人になった今でも、人付き合いが苦手で、休日はできれば誰とも会いたくないぐらい。
そんな私に朋友がたくさんできた理由は、
大きく分けて2つあります。
1つ目は、20歳頃、Face Bookで知り合った、同じ歳の台湾人の友達、E氏の存在。
彼は10代の頃からパンクバンドやスカバンドをしていて、その界隈を今でも引っ張っているうちの1人です。
E氏との縁はとても不思議な物でした。
Face Book上で、当時からずっと追いかけている”Radiots”というバンドの情報を探していた時、何故か彼のアカウントに辿り着きました。
「台湾でもRadiots人気なんだなー。」
そんな軽い気持ちで、私はE氏のアカウントをフォローしてみる事にしました。
翌日、驚く事がありました。
E氏のお友達と思しき同じ界隈の方々からのフォロー。10名ぐらいだっただろうか。
まだ使い慣れてないSNSと、初歩レベルの台湾華語を通じて、好きなバンドが同じ、ただそれだけの事で、海外の人と繋がれた事にとても感動したのを今でも覚えている。
SNSの黎明期の訪れと共に、私は行ったことすらない「台湾」という国に導かれ、自分の人生を大きく変えていく。
そして、半分坊主で眉毛全剃りの20歳そこそこの私は、その事をまだ知る由もない。
↑黒いスーツに身を包んだボーカルの男性がE氏。
↑私にたくさんの朋友とのご縁を結んでくれた、大切なバンド。
(2017年にRadiotsが台湾・台中市でライブをしました。当時、日本でワーキングホリデーをしていたE氏と共に、日本から台湾まで観に行きました。とても懐かしい。)