胃がんリスク検査
診察が始まると、丁寧に話を聞いてくれる女医さん。
あ、この病院選んでよかったかも、なんてふわふわと考えていたら
先生『ピロリ菌の検査したことありますか?』
私『ないです』
先生『うーん、40歳かぁ。胃がんリスク検査って知ってます?簡単な採血だけなのでやりませんか?その結果をみてその後どうするか考えましょう』
私『胃がんリスク検査?』
胃がんリスク検査とは、胃がんのリスク因子とされるピロリ菌の検査と、胃粘膜の萎縮度を調べる検査を組み合わせ、胃がんになるリスクの高さに応じて「A群」・「B群」・「C群」・「D群」の4つに分類する検査で、将来胃がんとなるリスクを知ってもらい、必要に応じて適切な治療を受ける等の健康保持につながることを目的としているようです。
まさか、胃がんというワードを聞くと思わなかったので、マスク越しからもわかるビックリ顔だったのか、先生からも『念のため、ですのでね。』と言われてしまいました(笑)
今まで人間ドックでは、基本の検査にプラスして婦人科の検査は行ってきましたが、お恥ずかしながら、ピロリ菌の検査はしたことがなく….。
ただのウイルス性胃腸炎なのかなぁなんて呑気に考えていたことがついさっきとは思えないほど採血中は緊張し、同時に、あぁ40歳を迎えることってこういうことなんだ、これが39歳なら胃がんリスク検査の話はでなかったのかもしれないな、と思いました。
この日は採血と、胃酸を抑える薬を処方してもらい、結果は年明けにということで帰路につきました。
20代はとにかく仕事にいっぱいいっぱいで、いろんな経験したなぁ、30代は育児で目まぐるしく過ぎていったなぁ。
40代は?
40代は少し立ち止まって自分を大切に、そして人生80年と言われるならその後半戦の始まりとして、自分の基礎をしっかり固めなければいけないなと帰りの車で考えました。