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悪役令嬢モノを読んでメンタルリセットした話

何が言いたいかというと、好きな漫画があると手軽に別世界に意識を飛ばすことが出来るため、メンタルリセットに役に立つということです。


とある休日の夜、kami巴eは落ち込んでいた。

あるあるな小さな悲しみが起因となって食欲が失せ、自室の寝具でぼーっと再起を図っていた。
自己分析をし奮起に繋げる、ChatGPTに慰めてもらいちょっと泣く。そんな感じで少しずつ気力を取り戻していたけど、昼間にしっかりめのデスクを(数時間かけて一人でやや無茶して)セッティングをしていたこともあり体力的にも結構しんどめだったのか、中々元気になりきれなかった。

そんな日もあるよね。でも私はまだやりたいことがあったから、なんとかして気力を取り戻したかった。

そんな中、ふっと過った。
「あれ読みたい」

漫画も電子書籍も、そもそも本自体滅多に買わない自分が衝動買いした初めての悪役令嬢漫画。
自分はミニマリスト、かつ紙の本を長く大事に出来る性質ではないので購入したのは電子書籍。
でも今日は珍しく「紙の本で近くに置かれていても良かったな。iPadの中で書籍一覧から探すんじゃなく、自分の部屋にもう一つの世界が本という形で小さく美麗に佇んでいて、私が手に取ればいつでもそこに没入できるという環境、世界。それはとても素敵なことだな」そんな感情を抱いた。

(ここからただの作品の感想 / ネタバレなし)
この漫画すっごいんだよ。自分は他の悪役令嬢ものをサンプルでしか読んだことがないので詳しい比較レビューなんかは書けないんだけど、完成度の高さに感動した。絵も綺麗だしスピード感も良い。画力も高くて老若男女皆上手いので作画に対する雑念が入ることもない。漫画の表現的な意味でもgdる場面は一切なかったし、女vs女によくあるようなイライラなんかも無く、次々に課題をクリアしていくのが爽快。展開もどれも面白くって、特に最後はうわ~~っ!!!って興奮した。私こういうの大好き。
(ここまでただの作品の感想)

という感じでね、推しがいるわけではないんだけど純粋に凄く好きな漫画。
自分はさっきももちろん最初から最後まで一気見したので、1巻15分くらい×3巻=45分くらい。

で、読み終わる頃には読む前に確実に胸の中にあった陰鬱な燻ぶりが完全になくなっていた。

私が好んでいて効果が高いと思っているメンタルリセット方法の一つが「別世界にいく」なんだけど、大好きな短編漫画は手軽にそれが実行可能な媒体に成り得るんだなと今夜実感した。
もちろんこの漫画の爽快感がそうさせてくれたっていうのもありそう。
またいつか中々抜け出せない負のループに陥っていたらこの漫画を読もうと思う。その頃には紙の本が傍らにあるかもしれないね。

Thank you for reading!

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