#12 オレゴン2022世界陸上選手権に出場する山中柚乃選手へのエール
さだまさしさんの「オレゴンから愛」を聴きながら、この記事を書いています。
私の一推しの愛媛銀行の山中柚乃(やまゆの)選手がオレゴン2022世界選手権女子3000m障害物日本代表に選出されました。東京オリンピックに続き、世界陸上でも日本代表選出、やまゆの選手、おめでとうございます。
今頃は、すでにオレゴンについて最後の調整をおこなっているところだと思います。
5月のアメリカでのUSATF DISTANCECLASSICレース(私は観戦できていないので推測のフィードバックになります)、6月の日本選手権のフィードバック、7月のホクレン(士別1500m、深川3000m)のフィードバックは別の記事で書きます。
もしかしたら、やまゆの選手がオレゴンでこの記事を拝見してくれる可能性もあるかもしれない、と思って書きます。
●オフ・ザ・トーレニングを重要に!
今回のオレゴン2022世界陸上に関しては、世界のトップランナーたちと心を躍らせて存分に戦ってきてほしいと思います。もちろん、参加標準記録の突破や日本記録の更新も期待したいですが、それは、あくまで結果論。ホクレンの2レースをみた限りは、おそらく前半からトップスピードで入って粘る戦略でいくのではと思いますが、なんとか後半も粘ってほしいと思います。
それよりも、重要だとおもうのは、「オフ・ザ・トレーニング」、トレーニング以外の時間の過ごし方だと思います。
私が知る限り、やまゆの選手は人生で2回目の海外でのレースになります。
トレーニングは、きちんと積めるとおもいますが、トレーニング以外の時間を大切に過ごしてほしいな、と思います。意図をもった時間を過ごしてほしいな、と思います。
このオレゴンでの「オフ・ザ・トレーニング」の時間を有意義に使えたかどうかは、今後のやまゆの選手の陸上人生や引退後のセカンドキャリアに大きな影響を及ぼすかもな、と思います。それほど、今回の「オフ・ザ・トレーニング」の時間は重要だと思います。
そして、今回、非常に大きかったのは、女子3000m障害物では、オリンピックと世界陸上通じて、2007年の大阪大会以来、2名以上選出されたことです。もう一人は、大東文化大学の吉村怜美選手。やまゆの選手の同級生、ある意味宿命のライバル(笑)です。
SNSの様子では、どうも同種目の選手たちは同じ部屋で宿泊するようです。
男子3000m障害物で出場する山口浩勢選手のTwitterに書かれていました。
となると、やまゆの選手と吉村選手は同じ部屋で数日共同生活を送ることになる可能性があります。
これは非常に大きい!本当に大きい!
あくまでのやまゆの選手の1ファンの私が、やまゆの選手と吉村選手がどれくらい仲がいいのか、ということは知りません。やまゆの選手がTwitterで吉村選手のことを「れいみちゃん」と書かれていたのをみたことがあるので、別にそこまで不仲ということはないと思います。
吉村選手は、やまゆの選手と違い、3000m障害物では高校日本記録保持者&大学日本記録保持者ということもあり、10代の時から、海外のレースを多く経験しています。世界陸上も2019年のドーハに続いて2回目です。
吉村選手のほうが海外でのレース経験が豊富なことは間違いありません。
だからこそ、
吉村選手がトレーニング以外ではどんな過ごし方をしているのか?
どんなケアをしているのか?
どんなことを遠征での生活で注意しているのか?
どんなものを海外遠征で持参しているのか?
などといったことを知る機会を得ることができます。
何気ないことでいいんですよ。でも、現場近くにいないとわからないことって絶対にあると思うんですよね。そして、1つでも、「あ、吉村選手はこんなものを持ってきているんだ」ということに気づくことができれば、今後のやまゆの選手の海外遠征でも充分生かすことができると思います。
オレゴンの次のブタペスト2023世界陸上の女子3000m障害物の日本代表は今回よりも熾烈極めると思われます。
だからこそ、オレゴンで悔いの無いように、しっかりと準備&ケアを入念にやまゆの選手には吉村選手とともに女子3000m障害物日本代表として頑張ってもらいたいと思います。
よろしければサポートいただけると幸いです。いただいたサポートは山中柚乃選手の応援グッズの作成や現地観戦のための費用など応援に関することに使わせていただきます。