インテリアの近い未来とは?
最近、VR・ARの進化がインテリアデザイン現場を変えています。
この先のインテリアは映像マテリアルでしょう。
VR:Virtual Reality (バーチャル・リアリティ 仮想現実)
VRゴーグルを装着してゲームやイベントにて体験できる仮想空間です。
最近のイベントでは多くのブースで実施されています。
AR:Augmented Reality (オーグメンテッド・リアリティ 拡張現実)
Pokemon GOのように現実の画像にCG画像を重ねたものです。
はじめにインテリアデザインの表現はこの30年で
このように技術進歩してきました。
手書き(T定規・ドラフター)
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CAD・画像編集:2000年頃〜
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3CAD・CG:2010年頃〜
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VR・AR:2016年頃〜
※CAD:コンピュータによる図面作成ソフト。
建築ではAUTOCADやJW-CADを使っているかと思いますが
インテリアデザインではVectorWorksを使っている方が多いです。
前進のMiniCadをMacで使っていたからでしょう。
※CG:3次元コンピュータグラフィックス
技術進歩と同時にデザイン作業もこのように変化してきました。
手書き図面→手書きイメージ
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ラフスケッチ→CAD図面→CGパース
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ラフスケッチ→CAD図面→CG制作→VR・AR(検証・プレゼン)
手書きからデジタルに変化し、データー活用による効率化されました。
それはプレゼンが紙ベースだったからです。
最近は画面ベースとなり、CGパースのデーターを使って
VR検証したり、ARプレゼンへと変化しています。
具体的にはこのような作業です。
CGデータにより仮想空間を作成
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VRゴーグルをつけて入り込む
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空間を動き回り、検証と修正を行う
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最終を仮想空間を完成
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タブレットなどでARソフトを使い
実際の空間と被せてプレゼンを行う
このようにVR・ARの技術はすでに使われています。
家具メーカーによりイスやテーブルなどの3CADが提供され
ARアプリを使った電子カタログなどもあります。
この先のインテリアは映像マテリアルなるでしょう!
現状ではteamLab 様が進めている
プロジェクターにより映像投影になるでしょう。
映像投影も進んでおり、市販された網膜ディスプレーを体験しました。
※RETISSA Display II
近いうちにPSYCHO-PASS サイコパスの世界が来るでしょう。
アニメではインテリアに止まらず、全身を変えられます。
今後の技術進歩が楽しみです。