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食物アレルギーのある娘との生活③
こんにちは。
言語聴覚士で子どもの発達アドバイザーのタグチトモコです。
前回、前々回と娘の食物アレルギーについて書いてきて
今回で最後になります。
その後の経過
その後も
専門のクリニックでの負荷テストと血液検査を定期的に受けていました。
少しずつ食べられるものも増えてきて、血液検査の結果に改善傾向が出た頃
そこのクリニックのDrから、
園でも全ての食材を食べて良いことにします。
と言われました。
でも実は負荷テストをしてOKだった卵が、家では5口食べて耳がかゆくなっていました。
そのことを伝えても、血液検査と負荷テストでOKだったから大丈夫。
それよりも今は症状が出ていないけど、この子は絶対花粉症になるだろうから今から投薬をして対策をしたほうがいいと。
先生の気持ちは食物アレルギーは終了
次の花粉やハウスダスト対策に向けて動こう
という感じでした。
娘がアレルギーになって不安だったころ大変お世話になった病院でしたが、
まだ反応が出る可能性がある食材を
・家でなく園で食べること。
・予防のために投薬をしないといけないこと。
に疑問を感じてしまい、
そこからは普段からお世話になっているかかりつけ医の先生にアレルギーのこともフォローしていただいています。
その後4歳当時の記録では
・牛乳とヨーグルトは除去
・その他の乳製品はOK(アイスやチーズも)
・生卵、半熟卵は除去
・それ以外は卵焼きも目玉焼きもOK
というところまで改善しました。
小学校に入学して
現在小学校2年生ですが、
血液検査の結果はかなり改善しています。
※特に乳製品
生卵と半熟卵はまだ食べると耳がかゆくなりますが
赤ちゃんの頃最初にアレルギーがわかった時に食べたヨーグルトもおいしく食べれるようになりました。
牛乳も数値的にはOK なんですが、小さい頃から全く飲んでいなかったので
「味が」ダメなようで全く家でも練習が進まず、給食の牛乳は今も除去してもらっています。
※代わりに給食では水筒のお茶を飲んでいて本人は困っていません。
給食では加熱卵しか出ないので
牛乳を飲まない
というだけであとみんなと同じ給食を食べています。
毎年学校にはDrの意見書を提出し
血液検査も1~2年に1回はしています。
年に1回アレルギーについての面談があり、
教頭、栄養教諭、保健の先生が娘のために時間を作って下さり、今の状況の聞き取り、来年の方針を決めます。
学校では
・給食当番をどうするか
・牛乳がもし手にかかったら
・牛乳を拭いたぞうきんに触れてしまったら
・牛乳パックを使った工作は大丈夫か
など丁寧に聞いてくださいます。
保育園時代も給食については先生方にめちゃくちゃお世話になりましたが、小学校入学後も忙しい先生方が娘のために時間を作って下さり、面談してくれて…
こういう面談をアレルギーがある子の親全員にされているのだと思うと本当に頭が下がります。
アレルギーが分かった時、とっても落ち込んだ私ですが、多くの方の助言と協力があり、なんとか3年生を迎えられそうです。
アレルギーもお子さんによって症状もそれぞれなのであまり参考にならないかもしれませんが、少しでもお役に立てるとうれしいです。
牛乳は飲めなくていいけど
いつか卵かけご飯を食べてみたい
と言う娘の夢がいつか叶うといいなと思いつつ
これからもサポートしていきたいなと思います。