テクノロジーってあったかい。
世界ゆるスポーツ協会代表、障害攻略課プロデューサーの澤田智洋さんのFacebookに以下の記事が載っていました。
全盲のランナーが、たった一人で10キロを完走した。それを実現したのが、Google Researchの「Project Guideline」。この素晴らしいプロジェクトに、クリエイティブディレクターとして参加させて頂きました。
ランナー御園政光さんのご協力を得て、数ヶ月かけて「テクノロジーというスポーツ用具」を徐々に身体に慣らしていき、最後は海沿いの朝ランに挑戦しました。
御園さんが単独で10キロを完走したときには鳥肌が立った。テクノロジーと人間の理想的な関係性に思えた。「Project Guideline」はまだ初期段階の研究プロジェクトです。共に走ってくれるパートナーを募集しています。
https://projectguidelinejp.withgoogle.com/
「音声ガイド付きバリアフリー映像」もあります。
https://m.youtube.com/watch?v=EI-ey591NZk
この動画そんなに長くないので是非見てみて下さい(6分半くらい)。
練習開始のころの少し固い表情の御園さん。
トレーニングを進めるにつれて表情が変わってきます。
どこか楽しそうで、うれしそう。
自信が湧いてくるような表情
そして10km単独で走っている表情。
心からの喜びと初めてのことを体験をするこどものような無邪気な笑顔
そしてゴールしたあとの
すがすがしく達成感あふれる御園さん。
動画見て「なんて美しくて素晴らしいんだ」と感じました。
そして
「テクノロジーはあったかい」と。
初めて盲学校で全盲や弱視の先生方がiphoneを使いこなされていることを知ったとき驚きました。
先生方に教えていただくと、私も使っているiPhoneの中にアプリなどを入れなくても視覚障害の方が使えるさまざまな機能が入っていました。
その機能があるおかげで、読みやすいコントラストに変えることができたり、サイズを拡大したり、文章を読み上げてくれたり…
テクノロジーが視覚障害の方をサポートしてくれて、自分の力で多くの仕事をこなされている姿に感動したのを覚えています。
発達障害や読み書きに困り感がある子たちも今は多くのテクノロジーが彼らをサポートしてくれています。
コロナだったり、大雨の災害だったり、子どもたちの未来が不安になることもあるけど、この動画を見て「なんだか未来は明るいかもしれない」と前向きな気持ちになれました。よかったら見てみてくださいね。
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