愛用の折りたたみ傘の修理をしてみました。
傘の骨が、折れました。
夜、山下公園のバラ園で。
風の強い日でした。
この傘はとてもとても軽くて、どんな時にも携帯しやすいし持っても腕が痛くならないし。
気に入っています。
幸い、関節部分のプラスチックが一本、折れただけだったので、
これでなんとかしようかと。
本来は金属製の関節の傘用のようですので、完全に自己責任で使います。
というわけで
切る。
切る。
そして削る。
金具を被せて、根本を骨を包むように曲げる。
金具に高さがあり傘の生地に常に触れてしまう様子だったので、破れ防止のため外側に曲げました。
もう一方の骨をセット、ハトメを通し先を潰す。関節になりました。感動!
傘の生地と分離しないように糸を通す穴が、この金具にはついていませんでしたので、金具に糸を巻いて作ります。
金具に巻いた穴代わりの糸に、生地を通した糸を通します。
何巻きかしっかり縫います。表の生地に穴を開けないように気をつけながら。
最後はしっかり玉留めで。
完成。
完成。
完成。外側も問題無し。
閉じてみました。生地に合わせた赤い糸がチラリと見えて素敵じゃないですか。
他の関節の先もボキボキで無事なものは一本も無しですが…関節は機能しているのでそのまま使いますよ。
ぴったり。
復活しました!
これで雨の日も怖くありません♪
修理して使うというのは、より自分のものになっていくような気がして、物への愛が深まりますね。
壊れたのとは逆に、物が成長したような。
そんな感覚。
おしまい。
ありがとうございました。
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