表現技法の中のトランス
私の表現技法のひとつにライブペイントがあります。
時間の中で作品が完成されていく
現場をその場にいる人たちに見てもらう。
そこでのトランスは深すぎても浅すぎても良くなく
その場の調和の取れた「深さ」があります。
その場にいる人、
ライブ配信しながらならば
画面越しにいる人も自分の中で捉えて
作品の中に組み込めた瞬間に
その場が美しく構成されます。
バランスをどうやって捉えるか。
実は普段の仕事の中でもそうで、
刻一刻とぴったりなエネルギー状態が
組み替えられては固定されて、
また、流れるようになっている気がします。
流れに乗れている状態、
そこにあまり努力がなく、
道がうっすらと広がっていく状態。
良い作品や良い仕事は独特な流れがある気がしています